左側のキャラクターがOVAに登場した「パナビア」
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工画堂スタジオは,"町おこしアドベンチャー"「蒼い空のネオスフィア」のスピンオフ作品「蒼い空のネオスフィア アドベンチャー」(仮)をリリースする。 同作品は「蒼い空のネオスフィア」の世界設定やキャラクターをそのまま用いた,純然たるアドベンチャーゲーム。主人公のナノカ・フランカをはじめとするおなじみの登場人物に加えて,クロックワークスより発売中のOVA「蒼い海のトリスティア」のオリジナルキャラクター「パナビア」(CV.千葉紗子)も登場するという。
ストーリー設定は"原作"のものを引き継いでおり,舞台はもちろん天空に浮かぶ都市「ネオスフィア」。この街のエネルギーインフラとなっている「Eプラント」(ロストテクノロジーの産物)が枯渇の危機を迎えたことで,ネオスフィアの人々は未踏査地域「エフェクティヴ-E」にある独立パワープラントを新たに掌握するしかないという状況に追い込まれる。 ネオスフィアの政界では王宮派と元老院派の対立が続いており,両勢力はそれぞれ別個にエネルギー問題の解決に着手するが,その中で「帝国ジュニアアカデミー」から,「Eテクノロジー」を扱える「工房士」(主人公ナノカ・フランカもその一人)が招聘される……というのが,今回のお話の背景だ。
キャラクターデザインは原作に引き続き駒都えーじ氏。ラフ画からも分かるように,氏一流の"ギリギリズム"をさらに追求した新規描きおろしイベントが満載されるという。また,ストーリーが前述のOVA「蒼い海のトリスティア」とどこまでオーバーラップするかが,一つの見どころになるとのこと。 発売予定は2005年秋で,価格は今のところ未定。「蒼い海のトリスティア」「蒼い空のネオスフィア」両作品のファンなら,ぜひ注目しておきたい。(Guevarista)
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