SEOUL ANIMATION CENTERこと韓国共同ブースでもう一つの注目作品は,韓国のみならず海外におけるe-Sports市場をもターゲットとして開発中のコンバットFPS「Headshot Online」だ。 SmileGate社が開発し, 最近Yahoo! Koreaにおける第1次クローズドβテストを終えたばかりの同作品は,いたってオーソドックスなFPSに思えるが,よりカジュアルな層を狙った作品だ。 既存のFPSの弱点を,プレイヤーが自分のキャラクターに愛情を持てない点にあると考え,同作品は「キャラクターシステム」を導入した。これにより,プレイヤーキャラクターは好みのユニホームを選んだりと,個性的な装いが可能になった。 また,これもFPSの宿命といえる,初心者プレイヤーとベテランプレイヤーの"実力差"を少しでも緩和していくため,初心者の練習相手としてのAIキャラクターを重視しているとのこと。例えば16人が定員のRoomであっても,ほとんどをAIキャラクターに担当させて,ひたすら修練を積むといったプレイが可能だ。 また,同作品は最近のe-Sportsの傾向をゲームに反映させるため,クランシステムとリーグ戦システムを準備しているという。具体的な内容は明らかでないが, 単純に撃ち合いを楽しむだけでなく, コミュニティを通じた付加的な楽しさを提供するという。 オープンβテストの時点で実装予定のリーグ戦システムは,e-Sportsのための専用システムとして,ゲームリーグの放送用にも大いに役立つはずだ。
「Headshot Online」 →プレイムービー(220MB・5分11秒・MPEG1)は「こちら」
|