以前「こちら」でお伝えした,ジョージ・A・ロメロ監督による一連のゾンビ映画を題材に開発されていたアクションゲーム,「City of The Dead」の開発元Kuju Entertainmentが,販売元Hip Interactiveとの契約を打ち切られたことで,同ゲームの新たな販売元探しに入っているようだ。 本作は,Havoc物理エンジンを使った,アーケードスタイルのアクションゲームで,PCのほかプレイステーション2やXboxといったコンシューマ機での発売も予定されている。 ゲームの内容はあまりはっきりしていないが,モチーフとなっているジョージ・A・ロメロ監督のゾンビ映画は,とある星の爆発による宇宙線の影響で,地球上の死人が突如蘇り,人間を貪り食い始めるという設定。 ゾンビのおぞましい特殊メイクと残虐シーン,地球上にあふれたゾンビから,人間はただただ逃げ回るのみという救いのないストーリーなどで,ロメロ監督のゾンビ映画三部作は,ホラーファンの間でカルト的人気を得ており,最新作「ランド・オブ・ザ・デッド」も,この夏日本公開される予定となっている。 筆者も個人的に好きな映画を扱った作品だけに,新たな販売元から正式に発売されてほしいものである。(朝倉哲也)
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