「アップルシード・ザ・オンライン」のβテストが9月中旬より開始
バンダイネットワークスとエム・ツーは,本日(8月24日)オンラインコミュニケーションRPG「APPLESEED THE ONLINE」(アップルシード・ザ・オンライン)のβテストを9月中旬より開始すると発表した。
「アップルシード」は士郎正宗氏のプロデビュー作で,第5次世界大戦後のコンピュータとバイオロイドが統一した時代に,人工島「オリュンポス」を舞台に繰り広げられるポリスアクション。同氏の作品は,「攻殻機動隊」「ドミニオン」などがある。 本タイトルは,原作3巻以降の,大きく三つに分けられる勢力の抗争をクローズアップした世界を採用している。また,原作では未発行の第5巻以降に明かされるとされている謎(アポルシード計画など)も,「アップルシード データブック」(青心社発行)の記述をもとに,ゲームオリジナルの設定としてシナリオに組み込んでいるとのことだ。
エム・ツーは,オンラインを含めたゲームの企画・制作や,デザイン,脚本など総合的な活動を行っている。PCゲームでは,ジャンクメタルの設定・シナリオも手がけていた。
本タイトルはブラウザ上で動作するオンラインゲームで,「戦闘訓練」や「敵対勢力拠点の制圧」など,最高七つの"アクション"を選ぶことで,キャラクターの能力を成長させていく。アクションの結果は1日ごとに集計され,6日目の集計(成功回数や達成度)が出たところで総合評価が出される。そこから1日かけて三勢力の状態が調整されて,マクロレベルでの情勢が変化してストーリーが選択され,またアクションを……という流れとなる。 つまり,ストーリーはプレイヤーの行動次第で大きく変わり,戦闘が絶え間なく続くストーリーや,理想都市オリュポンスが崩壊し,その復興を目指すストーリになる場合もあるのだ。
βテストの参加受付は,2005年9月上旬より公式サイト(「こちら」)で開始される予定だ。テスト期間中は無料でプレイできるが,本サービス開始後は30日840円(税込:予価)の利用料金が発生する。
世界各国で高い評価を受ける士郎正宗氏の原点ともいえる作品のゲーム化ということで,興味を持つ人も多いのではないだろうか。手軽にプレイできるブラウザゲームというスタイルを採用しているので,ぜひβテストに参加してみよう。(Seal)
以下,リリースより
■「APPLESEED THE ONLINE」の詳細 ・ジャンル:コミュニケーションRPG
特徴:
【Webブラウザのみでプレイ可能】 専用ソフト不要で,インターネットにアクセスできる環境と一般のWebブラウザのみでプレイが可能です。
【基本はアクションリストからアクションを選択し,行動を決定】 プレイヤーは,あらかじめリストとして用意されている100を超える様々な「アクション(行動内容)」の中から,毎日最高7個を選ぶことで自分のキャラクターの能力を成長させつつ,世界の様々な出来事に関わっていきます。
【1日短時間の接続でも楽しめて忙しい方にも最適】 本作の実質的な毎日のプレイ時間は,情報を読み,最大7回の行動を選択する時間で,数十分もあれば充分です。
【自分の意見をゲーム内容に反映することができる「上申」システム】 プレイヤーは所属勢力の上層部に「上申」という形でメールフォームを通じメールを送ることができます。上申内容は総合評価時に判断され,妥当であればアクションリストに上申内容が反映されます。キャラクターは単にアクションを選択するだけではなく,より積極的にゲームに関与できます。
【状勢の変化を「ニュース」「マガジン」で告知】 大局的な状勢の変化は,「ニュース」と「マガジン」の2つの方法でwebページに告知されます。「ニュース」は,世界情勢やアクションの結果など,ゲームの展開やストーリーの推移をプレイヤーに伝えるもので,毎日更新されます。「マガジン」は総合評価の要諦をまとめたもので,毎週更新されます。
【活躍次第で自分のキャラクターが小説に登場!】 キャラクターの活躍によっては,Web上に掲載される状勢の推移やスペシャルアクションの結果などを題材にした小説型のショートストーリー「ノベライズ」にPCが登場することがあります。これによりプレイヤーは,世界の変化を単なる数字上の変化ではなく,物語として楽しめ,ゲーム世界との一体感を深めることができます。
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