MSYから,コックピットフレーム「Mushaburui (武者震)」用フライトシムオプション&重低音振動デバイス
MSY(昌屋)は,同社が販売中のゲームプレイ用コックピットフレーム「Mushaburui(武者震)MS-001/008」用のフライトシミュレータオプション「Mushaburui(武者震)MS-004」(以下MS-004)と,イスに取り付けるタイプの振動装置&専用アンプセット「ButtKicker GAMER」(バットキッカーゲーマー)を11月30日に発売する。価格はそれぞれ1万3650円と3万1290円(ともに税込)。
2003年に発売されたMushaburui(武者震)MS-001(以下MS-001)は,主にドライビングゲームをプレイするために設計されたコックピットフレーム。座席とステアリング台,フットペダル台がセットになっており,ステアリング台やフットペダル台は角度や座席からの距離が調整可能。ゲームをプレイしないときには全体を折りたたんでおけるのもメリットである。 今回発売されるMS-004は,座席の左右にフライトスティック台とスロットル台を追加するオプション製品だ。これにより,F-16戦闘機で採用されているフライ・バイ・ワイヤーのような,片手で操縦桿,もう一方の手でスロットルレバーを操作するスタイルが実現する。左右の台は前後位置と高さが調整可能だ。
なお,フレームカラーがシルバーのMS-001は販売終了となっており,現在販売されているのはブラックタイプの同008のみ。これに合わせてオプションのMS-004には,シルバータイプとブラックタイプが用意される。 本体であるMushaburui(武者震)MS-008の価格は2万6040円(税込)。オプションと併せて買うとなかなかの金額になるが,同社の直販サイトでは,3万5000円でセット販売が実施されるという。 ドライブシム/フライトシムを本気でやり込むなら,なかなか魅力的なアイテムではないだろうか。
もう一方のButtKicker GAMERは,オフィスにあるようなセンターポストタイプ(中央が1本の棒になっているタイプ)のイスに取り付ける,重低音連動の振動発生装置。集合住宅など,スピーカーで大きな音を出せない環境でも,イスの下から響いてくる振動で重低音を"体感"できるというものだ。10〜250Hzの音声入力に対応し,動作範囲を限定するハイカット/ローカット機能も備える。 100Wの専用アンプがセットになっており,PC(およびコンシューマゲーム機やAV機器)のセンター/サブウーファ端子もしくはLine-Out端子とアンプ,アンプと振動部を接続することで,重低音の出力に連動して震える仕組みだ。
ちなみに「butt」は英語の俗語でお尻のこと。なかなか奮ったネーミングといえようか。価格はそれなりに張るが,実にユニークな機器なのは確か。購入を検討してみるのもよいだろう。(Guevarista)
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