「WYD2」プレスツアーイベント「天上通信使共同取材会」レポート
11月21日17時,「With Your Destiny II」(以下,WYD2)のメディア向け内覧会イベント「天上通信使共同取材会」が始まった。これは,同じくハンビットユビキタスエンターテインメント(以下,HUE)が運営する「グラナド・エスパダ」でも行われた,ゲーム内でのプレスツアー。ほかのメディアからの参加者(が操るキャラクター)と共に,運営スタッフ(が操るキャラクター)による説明を受けつつ,ゲーム内の名所を巡るという内容だ。 筆者は,時間ピッタリにWYD2にログイン。集合場所である,“戦勝の塔”の前へと急いだ。
プレスツアー用に一時的に用意されたキャラクターは,レベルが上限(355)に達している“特別仕様”のものだった。実際にクローズドβテストが行われているサーバーだったので,周りで見ているテスター達の目には,我々のキャラクターがまぶしく映ったのではないだろうか(実際に金色に輝いているのでそれだけでも十分眩しいが)。 各参加者が,好きなマウントに騎乗して待っていると,しばらくしてHUE担当者が現れた。参加したプレス陣は,Aチーム,Bチームに分けてギルドに登録されており,ギルドチャットを使って各種説明が行われるという形式で進行していった。 まずはHUEの取締役,Song氏による挨拶が行われた。頭上に半透明の妖精がひらひらと舞っているトランスナイト姿での登場だ。そして,ギルドチャットや操作の説明と進んでいった。
しばらくして,それぞれが好きなマウントに騎乗して,移動開始。街の外のフィールドで周りの敵を狩りながら,スキルなどの説明を受けた。さすがに誰もが高レベルキャラクターを使っているだけに,近場のモンスターが枯れるほどの勢いで倒されていく。一通り操作に慣れたところで,初心者用ダンジョンの「暗黒ダンジョン」へと移動することになった。 暗黒ダンジョンは,レベル70程度の比較的初心者(WYD2では,それほどサクサクとレベルが上がるのだ)のために用意された場所だ。しかし,モンスターの見た目はレベルに似合わず大きく迫力があるものばかり。また,ボスモンスターとしてデーモンが巣食っており,初心者による討伐イベントなども行われるであろう場所となっている。 簡単な説明を受けつつ適当に周りの敵を倒している間に,いつの間にかボスモンスターのデーモンも倒されてしまっていた。さすがのデーモンも,レベル355の集団の前には,子供扱いされてしまったようである。
そして次に,王国戦の舞台となる場所へ移動。ここには国王が配置されており,また国王を守るための衛兵などのNPCも存在する。さらには,敵軍のキャラクターを自動的に攻撃する守護の塔も配置されており,うかつにうろつくことができないようになっている。 ……と,ここでアクシデント発生。ここへ移動は,運営スタッフによる召喚で,一キャラクターずつその場へ直接飛ばされていたのだが,全員が揃うのを待ちきれない参加者(筆者含む)が周囲をウロウロとし始め,いつの間にやら,敵軍の中に突っ込んでしまっていたのだ。哀れ撃退され,次々と町へと戻っていく面々(むろん筆者もだ)。説明を受けないまま,動いちゃダメだなぁ,と反省。 このアクシデントで学んだのは,とくに守護の塔がくせ者ということ。近づく敵へ,稲妻を落としてくるのだ。これがとんでもなく大きなダメージなうえ,これと同時に周りのNPCからも集中的に攻撃されたので,レベル355のキャラクターでも,あっという間に倒されてしまった。 これではあまりに悲しいので,再度召喚してもらい,最初からやり直すことに。 気を取り直して国王にアタックしてみたが,相変わらず守護の塔が厄介で,なかなか国王を倒せないまま,時間となった。ともあれ,ハイレベルキャラクターを使用してもあっけなく倒されてしまうほど守護の塔は要注意なので,本作をプレイしようと思っている人は,しっかり記憶しておくといいだろう。
今回は(平日のこの時間は忙しいだろう)プレス向けのイベントということもあり,操作の説明を入れて全体で1時間(結局オーバーしたが)というスケジュールで,序盤の要所となるダンジョンと,PvPの舞台となる場所を見て回った。そのためかなりの駆け足となってしまい,正直少し物足りなかった気もする。 暗黒ダンジョンに関しては,用意されたキャラクターが強すぎて,いまいち危機感などが味わえなかったが,このあたりは実際にプレイして体感してみたいと思う。その内容は,先日スタートした連載記事でお伝えしていくつもりなので,お楽しみに。(ライター:岡村淳司)
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With Your Destiny II |
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