スター・ウォーズRTS「エンパイア・アット・ウォー」国内発売決定
映画スター・ウォーズを題材としたフル3D RTS「スター・ウォーズ エンパイア・アット・ウォー」が,エレクトロニック・アーツから2月23日に発売されることが決定した。メディアはDVD-ROMで,価格はオープン。
エンパイア・アット・ウォーは,劇場版「エピソードIII」より少し後の時代から始まるRTSで,反乱同盟軍と帝国軍のどちらでもプレイ可能だ。両陣営の立場から映画のストーリーに沿って遊べる「キャンペーン」のほか,プレイ次第で状況が変化していくという壮大な歴史ifが楽しめる「ギャラクティックコンクエスト」というゲームモードが収録されている。
舞台となるのは惑星ホス,タトゥイーン,ダゴバなどの映画で有名な星のほか,小説などにしか出てこない星など,80種類以上の陸地や宇宙空間。 宇宙空間ではXウイング・スターファイターやTIEファイター,スター・デストロイヤーなどの戦闘機や宇宙戦艦を,陸地ではジェダイやトルーパー,ウォーカーなどのユニットを指揮して戦うことになる。 なお,ルーク・スカイウォーカーやダース・ヴェイダー,オビ=ワン・ケノービ,ボバ・フェットなど,映画の主役級キャラクターもユニットとして登場する。彼らがRTSで,どのような能力を持ったユニットとして再現されているのか,非常に楽しみなところだ。
本作には,3種類の戦場が用意されている。「ギャラクティックマップ」は,いわゆる戦略マップ。星系マップが表示され,自軍の艦隊や惑星をコントロールできる。ここでユニットの製造や,ほかの惑星への艦隊の移動を行う。進入した惑星に敵勢力がいた場合は戦闘となり,そのエリアの陸と宇宙の両方を制覇すれば支配したことになる。こうして惑星の制圧を進め,銀河統一を目指していくのがギャラクティックコンクエストだ。
「S.T.C」(スペース・タクティカル・コンバット) は,攻撃側の艦隊が惑星の衛星軌道より上空で敵軍と遭遇した場合の戦闘モードで,いわゆる宇宙戦。攻撃側は,敵の艦隊およびスペースステーションなどの施設をすべて破壊しなければならない。この戦いで攻撃側が勝利を収めれば,惑星への攻撃が可能になる。
「L.T.C」(ランド・タクティカル・コンバット)は地上戦。攻撃側は惑星の衛星軌道上から陸上ユニットを派遣し,陸地の敵ユニットおよびベースをすべて破壊しなければならない。攻撃側が宇宙と陸の両方で勝利すれば,その惑星を制圧したことになり,以後はクレジットが入るようになる。
当然,マルチプレイにも対応しており,二人で遊べる「反乱同盟軍vs.銀河帝国軍モード」のほか,8人まで参加できる「スカーミッシュモード」もある。
スター・ウォーズのRTSというと,過去には2002年発売の2D RTS「スター・ウォーズ ギャラクティック・バトルグラウンド」があるが,今回は新たな3Dエンジンで描かれた,桁違いにグラフィカルなRTSに仕上がっている。スター・ウォーズファンも,RTSファンも,この大作の発売を心待ちにしよう。(Kawamura)
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スター・ウォーズ エンパイア・アット・ウォー |
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