ASUSTeK,Sapphire,TulからもRadeon X1900搭載カード
別記事の紹介後,さらに各社からRadeon X1900 XT搭載グラフィックスカードが発表されたので,まとめて紹介しておきたい。すでに出荷され,店頭で購入できるものも含まれているので,要チェックといえよう。
■EAX1900XTX/2DHTV/512M,EAX1900XT/2DHTV/512M
ASUSTeK Computerから発表されたのはRadeon X1900 XTX搭載の「EAX1900XTX/2DHTV/512M」と,Radeon X1900 XT搭載の「EAX1900XT/2DHTV/512M」。どちらにも,新作3Dアクションゲーム「Peter Jackson's King Kong」と,評価の高いFPS「Project: Snowblind」の英語フルバージョンが付属する。すでに販売が始まっており,実勢価格は前者が9万円前後,後者が8万円前後。
■SAPPHIRE X1900XTX,SAPPHIRE X1900XT ■PowerColor X1900XTX,PowerColor X1900XT,PowerColor X1900CrossFire
Sapphire TechnologyとTulの販売代理店であるアスクは,Radeon X1900シリーズ搭載の2社5製品を発表した。Tulの「PowerColor X1900CrossFire」のみ発売時期,価格ともに未定だが,残る4モデルはすでに出荷中。
そのうち一部はすでに店頭に並んでいるが,「PowerColor X1900 XT」の実勢価格は7万円前後と,他社製品と比べて非常に安価だ。 ちなみに,これについては,複数のショップ関係者から「Sapphire製品も来週には大きく値を下げる」という情報が入ってきている。来週には少なくともアスク扱いの両社製品が,Radeon X1900 XTX搭載モデルで8万円前後,Radeon X1900 XT搭載モデルが7万円前後に落ち着くという。
現にPowerColor X1900 XTは7万円前後で販売されているわけで,他社製品が追随する可能性は十分にある。旧暦を採用する台湾でカードメーカーが旧正月休暇に入ってしまうため,足並みは揃わないかもしれないが,“正月明け”となる2月上旬に,Radeon X1900シリーズ搭載製品が全体として大きく値を下げている可能性はありそうだ。
なお,今回発表されたどの製品も,動作クロックはリファレンスどおり。内部インタフェースがPCI Express x16で,外部インタフェースがアナログ/デジタルRGBと,コンポーネント出力兼S/コンポジット入出力という点も同じである。(佐々山薫郁)
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