WFP（国際連合世界食糧計画）が2005年4月にリリースした無料のゲーム「Food Force」を覚えているだろうか。
当サイトでもこれまでに何度か紹介したが（関連記事），これは，世界の飢餓の現状や，WFPが行っている，飢餓に苦しむ人々に対する支援活動の実際を，世界中のより多くの人々に理解してもらうことを目的とするゲームで，リリースから6週間で100万ダウンロードを達成したことで話題となった。
日本のコナミが，WFPとの間でパートナーシップを締結し，このFood Forceを日本語化したうえで，2005年10月17日から無償で提供していることは，「こちら」でもお伝えしたとおりだ。
このたびWFPの日本事務所では，さらに多くの子供達がFood Forceをプレイし，飢餓や人道支援についての理解を深めることを目的として，本作の日本語ガイド冊子と，Food Forceのプログラムを収録したCD-ROMのセットを，教師や教育機関を対象に，750部のみ無償で配布するということだ。申し込み方法の詳細については，WFP日本事務所の公式サイトを参照してほしい。
ちなみにFood Forceの日本語版は，コナミが運営する公式サイトでダウンロードできる（日本語版はWindows版のみ）。
本作には，人道支援活動をテーマにしたシンプルなミニゲームが六つ収録されており，操作もとても分かりやすいので，まだ遊んだことのない人は，一度プレイして，人道支援のことを考えるきっかけにしてみてはいかがだろうか。（山）
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