[韓国ゲーム事情#499]「Granado Espada」,3月9日のアップデートでパーティ機能などが実装に
Kimの韓国最新PCゲーム事情#499
「Granado Espada」,3月9日のアップデートでパーティ機能などが実装に(2006/3/10)
Hanbit Softは,現在韓国でオープンβテストが行われているMMORPG「Granado Espada」(邦題 グラナド・エスパダ。以下,GE)のアップデートを,3月9日に行った。 今回のアップデートでは,オープンβテストの実施以降,テスターから寄せられた意見にもとづいて,SQUAD機能の追加とミッションモードの強化が主に行われている。
SQUAD機能とは,一般的なRPGにおけるパーティシステムのことで,複数のプレイヤーが「SQUAD」と呼ばれるパーティを組んでプレイできる。一つのSQUADには,12人までのプレイヤー(計36キャラクター)が参加できるほか,補助魔法を使うと,SQUAD内のすべてのキャラクターに適用される点が特徴。SQUADのリーダーキャラクターを操作するプレイヤーがログアウトすると,ランダムに別のキャラクターがリーダーに選ばれる仕組みになっているほか,SQUADに参加するプレイヤーの一部がミッションモードをプレイしたりログアウトしたりしても,そのSQUADから脱退させられるわけではないとのことだ。 また,SQUADに関するメニューから,SQUADの生成,情報表示,招待,脱退,追放といった機能を呼び出せる(一部はリーダーのみ)。
従来は,パーティシステムを持つMMORPGでも,パーティを組めるプレイヤーが最大5人程度に制限されているものがほとんどだった。それに対してGEのSQUAD機能では,12人までのプレイヤーで,計36のキャラクターからなるパーティを組むことが可能であり,今までになく大規模なパーティプレイが行えるのだ。
GEでは,今回実装されたSQUAD機能とは別に,より大きな組織としての「党」(ギルドに相当する)の概念をベースとする政治システムが実装される予定になっている。 一部のプレイヤーから,コミュニティ性の不足が指摘されているGEだが,パーティプレイをより気軽に楽しめるSQUAD機能や政治システムによって,この点については十分にフォローされていくのではないだろうか。
またGEでは,オフェンス,ディフェンス,マッチプレイなど,さまざまなタイプのミッションに挑戦できるミッションモードが好評を博しているが,このミッションモードのプレイ時に経験値やアイテムを獲得できるように仕様が変更されている。フィールドやダンジョンでの狩り以外の楽しみを提供することも,今回のアップデートの目的とのことだ。
Hanbit Softのとある関係者は,「SQUAD機能の追加により,GEのコミュニティ性は大きく向上している。このことが新規登録者の増加につながることを期待している」とコメントした。
なお日本では本日(3月10日)から3月14日までの間,ファイナルクローズドβテスト「Progressive Test」が行われるが,この5日の間にSQUAD機能の追加やミッションモードの強化が行われる予定はないとのことだ。
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グラナド・エスパダ |
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