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【Mac】Pangea,教育機関向けに自社製ゲームを無料で提供
2006/04/19 23:08
 国内のMacintoshゲーマーには直接関係のない話ではあるが,とあるゲームメーカーの,ちょっと興味深い取り組みの一つとして取り上げたい。

 3Dパズルゲーム「Enigmo 2」などで知られるPangea Softwareは,アメリカ国内の公立教育機関のうち,小学校/中学校/高等学校に限り,同社のすべてのゲームを完全に無料で提供することを明らかにした。
 この「フリーシリアル番号ポリシー」によって提供されるのは,下記の9タイトルだ。

Bugdom
Nansosaur
Enigmo
Billy Frontier
Otto Matic
Bugdom 2
Nanosaur 2
Enigmo 2
Cro-Mag Rally


 同社サイトの「Free Stuff for Schools」ページによると,近年,教育機関が同社のゲームを購入し,休み時間に学生にプレイさせるケースや,がんばった学生に対する“ご褒美”としてプレイさせるケースが増えているという。
 同社としてはこの現状を喜ばしく考える半面,教育機関がゲームに料金を支払うことに納得できないとして,同社のゲームを無料(または安価)で提供するためのポリシーを策定したとのことだ。

 同社製ゲームの導入を希望する教育機関は,このページに掲載されている方法で申し込むことにより,その場所で使用しているすべてのMacにインストールできるシリアル番号が無料で提供される。

 なお,フリーシリアル番号ポリシーの適用対象外となる教育機関については,「フリーサイトライセンスポリシー」が適用される。これは,ゲームを1本購入するか,Mac本体へのバンドル版を所有するかのいずれかの条件を満たすだけで,その教育機関にあるすべてのMacに無料でインストールして使用できるという内容だ。
 このポリシーの適用範囲は広く,アメリカ国内外の私立の教育機関,大学,公立図書館も含まれる。つまり,日本の学校も適用範囲内だ。(山)


Enigmo 2(Macintosh)
■開発元:Pangea Software
■発売元:Pangea Software
■発売日:2006/01月中
■価格:29.95ドル
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2006.04/20060419230843detail.html