ケイブ・オンライン・エンターテイメントは,現在アトラスと共同開発中のMMORPG「女神転生IMAGINE」の通信ミドルウェアとして,コミュニティーエンジンの「VCE」(Virtual Community Engine)を採用していることを公表した。
堅牢で安定した動作と,高速な暗号通信をサポートし,効率的な開発を実現できるという理由から,VCEが採用されたようだ。 ちなみにこれまでVCEは,ガンホー・オンライン・エンターテイメントの「エミル・クロニクル・オンライン」や,コーエーの「大航海時代 Online」,ELEVEN-UPの「ベルアイル」など,15以上のオンラインゲームやオンラインサービスで採用されている。
なおこの件に関して,コミュニティーエンジンのプロジェクトマネージャー 森岡宏之氏は,「『女神転生』というタイトルは,多くの人に愛されている歴史あるゲームで,オンライン化も期待されておりました。その開発に協力できることを,非常に嬉しく思っております。現在,日本で展開されている多くのMMORPGは,海外での開発がほとんどです。そういった中で,日本のMMORPGの面白さを伝えることができるタイトルとして,日本で,そして世界でプレイされることを期待しております。また,一個人として,非常に楽しみにしているタイトルでもあります」とコメントしている。(TeT)
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