※2006年8月2日の記事でお伝えしたように,実際には発表されませんでした。詳しくはそちらの記事を参照してください。
米国時間2006年7月30日から米国マサチューセッツ州ボストンで開催されている,“コンピュータグラフィックスの祭典”「SIGGRAPH 2006」。同イベントで,NVIDIAが開発コードネーム「G80」と呼ばれる次世代GPU(グラフィックスチップ)を発表する可能性が高まってきた。
現在のところ,DirectX 10対応GPUとされるG80の詳細については明らかになっていないが,すでにNVIDIAは関係者に対し,発表会の招待状を送付済みの模様。発表会は米国時間8月1日に行われるようなので,これに前後して,何らかの情報がもたらされると思われる。
ちなみに,海外サイトの情報によれば,G80はすでにテープアウト(設計完了)済み。同じく海外のニュースサイトでは,製造プロセスルールが90nmに留まりそうだとか,シェーダユニット数はピクセルが32基,頂点とジオメトリが16基であるとか言われているが,おそらくこのあたりについても,(少なくともある程度は)“正解”が発表されるのではなかろうか。(賈 大龍)
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