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[GC 2006#91]「Dark Messiah of Might&Magic」,GC 2006に合わせて公開された最新プロモーションムービーを掲載
2006/08/28 17:27
 PCゲーム黎明期から長い歴史を持つ傑作RPG「Might & Magic」シリーズ。その世界観を使い,一人称視点のアクションゲームとして開発中なのが「Dark Messiah of Might & Magic」だ。ValveのSourceエンジンを使用することで,質の高いグラフィックスや,物理エンジン,高度なAIを獲得し,「Might & Magic」の長い歴史に新しい1ページを付け足すゲームになるかもしれないポテンシャルを感じさせるタイトルだ。

Ubisoft Entertainmentでメディア向けの「Dark Messiah」プレゼンテーションに使用されていたセカンドデモ。ゲームが進むにつれて獲得できる能力や,新しい戦い方などが説明されていた
 GC 2006会場,Ubisoft Entertainmentのブースに展示されていたのは,以前4Gamerにも掲載したデモ版で,例によって,ほったらかしで来場者に遊ばせるスタイル。とりたててニュースはないかなと思いきや,おや? あんな場所は見たことないぞ。というわけで,担当者に聞いてみたところ,これは二つ目のデモ版で,製品版ではチャプター2(ゲームは全部で12のチャプターから構成される)にあたる部分だそうである。
 セカンドデモのリリース時期は今のところ分からないが,なにせ製品版の発売時期(2006年10月が予定されている)も近づいているため,場合によっては発売後になる可能もあるとのこと。
 セカンドデモでは,ここライプチヒのような中世の趣を感じさせる街の中に建つ,ある城に潜入し,ミッションに関する重要な情報を握る人物に会わなければいけない。敵も,最初のデモ版に出てくるオークではなく,甲冑を着込んだ普通の人間に代わっている。
 いずれにせよセカンドデモについては,情報が入り次第お伝えするので,お楽しみに。



 と,終わってしまってはちょっと愛想がないので,このGC 2006開催に合わせて発表された最新のプロモーションムービーを4Gamerに掲載した。巨大なモンスターが大暴れし,またドラゴンもその姿を現す,なかなか派手なムービーだ。舞台となるのはセカンドデモに出てくるような中世風の街で,主人公は通りを駆け抜け,刀を振るい,弓を射る。敵の姿もまた多彩になり,ゲームのストーリーもまた気になってくる。
 ダウンロードは「こちら」(1分34秒:46.17MB,WMV形式)から。購入を考えている人はぜひチェックを。(松本隆一)


Dark Messiah of Might and Magic 日本語マニュアル付英語版
■開発元:Arkane Studios
■発売元:フロンティアグルーヴ
■発売日:2007/02/02
■価格:6090円(税込)
→公式サイトは「こちら」

【この記事へのリンクはこちら】

http://www.4gamer.net/news/history/2006.08/20060828172734detail.html