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「Second Life」,データベースへの不正アクセス事件が発生
2006/09/11 20:32
 プレイヤーが自由気ままに生活してさまざまなアクティビティを楽しむ一風変わったMMOG「Second Life」をサービス中のLinden Labは,同ゲームのデータベースに何者かが侵入したと発表した。
 Linden Labのオフィシャルブログによると,不正アクセスの形跡を発見したのは9月6日で,同日午後までに問題のあった部分はシャットダウンされた。続く2日間の調査の結果,データベースにあった暗号化されていないSecond Lifeのアカウントネーム,実名,連絡先,また暗号化されたパスワードと支払情報などを奪われた可能性のあることが判明した。しかし,暗号化されていないクレジットカード情報はデータベースに存在しなかったため,漏洩はないとしている。
 同社は用心のためすべてのパスワードを無効にし,プレイヤーにはパスワードのリセットを求めている。ブログの最新の書き込みでは,同社がパスワード再設定ページのコードを全面的に書き直し,設定方法を多少変更したことなどを伝えている。
 何名分の個人情報が流出したのかなど,被害の詳細についてはとくに言及がなく,今後も調査が継続される見込みだ。プレイヤーは公式サイトなどをこまめにチェックしてほしい。(松本隆一)


Second Life
■開発元:Linden Lab
■発売元:Linden Lab
■発売日:2007年内
■価格:無料(ファーストベーシック)
→公式サイトは「こちら」

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http://www.4gamer.net/news/history/2006.09/20060911203204detail.html