[TGS 2006#41]韓国産のガンダムオンライン3Dシューティング,「SDガンダム カプセルファイター オンライン」がプレイアブル展示
「SDガンダム カプセルファイター オンライン」(以下,SDガンダム CFO)は,ガンダムやザクなど,SDキャラになったお馴染みのモビルスーツ達を操って,オンラインで対戦できる3Dシューティングゲームだ。BANDAI KOREAが企画し,SOFTMAXが開発する“韓国産ガンダムゲーム”,日本初公開となるプレイアブルデモを体験してきた。
本作について,4Gamerではこれまで何度か紹介しているが(関連記事),ここであらためて紹介しよう。 SDガンダム CFOは,ガンダムシリーズに登場するモビルスーツを操り,オンラインで対戦する3Dシューティングゲームだ。モビルスーツを入手する方法はランダムで,カプセルマシンにポイントを払うという,いわゆる“ガシャポン方式”であるあたり,SDガンダムらしいといえる仕組みだ。 実際のバトルは,ステージで最大8体のモビルスーツが対戦するという,FPSではお馴染みのスタイルがとられている。「敵を全滅」「拠点を制圧」といったクリア目的のあるミッションモード,アニメなどの物語を再現したシチュエーションモードなどが用意されるという。もちろん,いわゆるデスマッチやチーム戦で対戦も可能だ。 対戦での特徴が,「ポスト」と呼ばれる隊長機システムである。これは,チームリーダーの機体を撃破すると,通常より多くのポイントが得られるというもの。隊長機を集中攻撃すれば,不利な戦況をひっくり返せる可能性があるなど,対戦を面白くする工夫がされているのだ。
実際にプレイしてみたが,操作方法は一般的なFPSなどと同じで,W/A/S/Dで移動,マウスで照準と攻撃を行う。そのほかジャンプ,ダッシュ,変形,狙撃モード切替など,使用するキーは少なく,初めてのプレイヤーでも覚えられるレベルだ。SPゲージがたまると必殺技が出せるという演出もあるため,対戦で盛り上がれそうな印象を受けた。
BANDAI KOREAのDigital Business Section Game Business Team ManagerのYong-Suk JON氏に話を聞いたところ,東京ゲームショウに展示したバージョンはクローズドβテスト1のものだという。 現在は最大8人での対戦が上限だが,今後は12人まで増やせるようになるとのこと。なお,モビルスーツの種類は109体用意されており,将来的には,一部モビルスーツを有料アイテムとし,400体くらいまで増やしたいと語っていた。
実際プレイした限りでは,表記がハングルであることを除けば違和感を感じるところはなく,初体験でもなかなか楽しめた。現在のところ,日本でのサービス予定は未定というのが残念である。バンダイナムコゲームスには,日本でのサービスを前向きに検討してほしいところだ。
なお,SDガンダム CFOのコーナーでは,「新暗行御史 ONLINE」のプロモーションムービーがひっそりと流されていた。これは,月刊サンデーGXで連載されている同名の漫画をMMORPGにしたもので,原作のストーリーを楽しめるクエストステージや,原作の世界観は共有するものの,自由なプレイを楽しめるフリーステージなどが用意されるとのこと。ほとんど情報がないので,どのようなゲームになるか予想がつかないが,今後も注目したいタイトルだ。(oNo)
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SDガンダム カプセルファイター オンライン |
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