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過激なFPS，「ポスタル2 ロシアより愛をこめて」が10月27日に発売
その過剰な残酷描写とインモラルな内容で世間を騒がせたFPS，「ポスタル2」の追加シナリオ「ポスタル2 ロシアより愛をこめて」が，10月27日にドライブから発売される。価格は本編同梱で7980円（税込）。ちょっと前から，右下の“セブンドリーム特別枠”で予約を受け付けているので，なんとなく気になっていた人もいるはずだ。
2003年に発売されたポスタル2は，アメリカ中西部の見捨てられたような町に住む主人公ポスタル・デュードが，妻に頼まれた「おつかい」に出かけ，その途中でさまざまな腹立たしい状況に遭遇するというストーリー。キレて銃を乱射し，事態を悪化させてもいいし，淡々とおつかいをこなしてもいい，という自由度の高いシステムが特徴だ（もっとも，否応なく銃撃戦に巻き込まれることがかなりあるが）。町行く人を自由に襲えるという内容の過激さから，発売前から販売禁止処分になった国も多い。
2004年には，土曜日と日曜日のおつかいミッションを追加する「ポスタル2 ウィークエンド」が発売されているので，このロシア〜は2本目の拡張パックとなる。
今回ゲームの舞台となるのは，まあ当然ながらロシアだ。ふと目を覚ましたポスタル・デュードは自分がロシアにいることに気づくが，それまでの記憶はまったくなく，しかも体は女性になっている。もはや「なぜ？」と質問するのも失礼なような，わけの分からない設定だが，なんとか失ったものを取り返して男に戻るため孤軍奮闘する彼の，ロシアの地における月曜日から木曜日までの顛末が語られるのである。
背景には，やや場違いな雰囲気の漂うロシア音楽が流れ，なにもかもちっとも順調に進まない，おなじみのイライラ展開が楽しめるはずだ。前述したように，今回のパッケージにはポスタル2も同梱されているので，本編を持っていない人でも，すぐにプレイできる便利仕様。詳しくは「こちら」の公式サイトを見てほしい。（松本隆一）
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