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［G★2006＃46］死んだキャラクターがモンスターとして生まれ変わるファンタジーMMORPG「MOON SHAKE」
Xtravision Entertainmentブースでプレイアブルな状態で展示されていたのは，古代魔法都市が舞台のMMORPG「MOON SHAKE」。同社Game Design室のManager Assistantを務めるArnold Yuem氏によると，MOON SHAKEのターゲット層は，10代前半から50代までと非常に幅広い。誰でも楽しめるのがウリの一つということだ。
本作の最大の特徴は，「Rebirth System」とのこと。これは，プレイヤーキャラクターが死んでしまったときに，モンスターとして生まれ変わるというシステムだ。
その場で即座に（モンスターとして）生き返るので，そのまま冒険を続けられる。そして，モンスターの状態で決められたNPCに話しかけることで，元の姿に戻れるという。だが，さらにその状態で死んでしまうと，経験値の一部などを失うといったペナルティを受け，拠点となる村に復活する。つまり，通常の状態から一度死んだだけではペナルティを与えられないので，初心者を救済するためのシステムとして機能するようだ。
また，「Digigon」と呼ばれるペットも特徴的。Digigonは，現在8種類用意されている。彼らは，4段階の成長形態をもっており，プレイヤーと共に行動することで成長するという。第1段階のDigigonはアイテムを自動で拾い集め，次の段階になると，装備品を身に着けられるようになる。第3段階で独自のスキルを覚え始め，最終段階では，伝説的な強さを誇る「Digigon Warrior」へ一時的に変身が可能になるという。また，プレイヤーキャラクターを乗せることができるので，移動手段としても使える。
Digigonは自分で育てるだけでなく，アイテムを使っての召喚も可能。育てる時間がない人などは，アイテムを購入して一時的に行動をともにできるわけだ。
本作は年内にオープンβテストを控えており，順調にいけば2007年初頭にはアイテム課金が始まり，正式サービスへと移行する。韓国以外では台湾でのサービス提供が決まっていて，日本での展開も興味があるとのこと。韓国ではMMORPG初心者の獲得が比較的順調に進んだようだが，日本に入ってきたときに，どう受け止められるかに注目したい。（noguchi）
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