[G★2006#94]韓国初。オンラインゲーム柄の記念切手シート
G★会場では1コマ出展者を集めた集合ブースが5〜6列ほど用意され,すでにそこでの出展作品を紹介した記事もある。今回お届けするのはそうした1コマブースの一つで売られていた,有名なオンラインゲームをモチーフにした切手と,ブースそのものの話だ。 切手の絵柄となっているのは,
■「リネージュ」 ■「メイプルストーリー」 ■「ラグナロクオンライン」 ■「巨商伝」 ■「ミルの伝説3」 ■「Crazy Racing:Kart Rider」 ■「ミュー 〜奇蹟の大地〜」 ■「スカッとゴルフ パンヤ」 ■「ポトリス2−Fortress−」 ■「マビノギ」
の10作品。「Online Games Special」と銘打たれた,大仰な表紙付きシート2セットと,同じ切手が2枚ずつ貼られた封筒計5枚,そして,切手シートの絵が印刷されたオリジナルマウスパッド1枚のセットで5000ウォン(約650円)だ。
韓国の郵便局が行う,オリジナル切手(日本でいうところのフレーム切手)の受注生産サービスがある。これもその一例だろう,発注した業者も1製品だけでブースを構えるとは商魂たくましいことだと思いつつ,あらためてブース名を確認すると「Korea Post」とある……。なんとこれ,正真正銘郵便局のブースだったのだ。早速,販売員を務めていた郵便外郭団体職員,Kim Jin Hwan氏に話を聞いてみた。 Kim氏によると,オンラインゲームが正式に切手の絵柄になるのは,韓国の郵便局として初めての試みで,これはG★組織委員会との協力の産物だという。そして正式な記念切手ということは,会場限定ではないのであって,実際に全国の郵便局で買える。総発行数は30万セットだという。 ちなみに会場に持ち込んだのは,そのうち500セットだそうで,話を聞いた4日目正午過ぎにはほとんど売り切れていた。
切手になったと聞くと「例によって国策としてのオンラインゲームか」と,思わず身構えてしまうが,これが初の試みだということ,G★は第2回目のタイミングであることを考えれば,そこまで意識すべきものでもあるまい。見慣れた絵柄が,取り澄まして切手になんぞなっているところを面白がれれば,それで十分だろう。(Guevarista)
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