※写真は「輪島塗1チップMSX」ではありません
|
1980年代に一世を風靡したような,していないような気がする8ビットパソコン“MSX”を,最新の半導体技術を使って1チップ化した「1チップMSX」。これについては何度かお伝えしてきたが,本日(11月16日),発売元のD4エンタープライズはこの1チップMSXを,11月19日に石川県金沢市で開催される「かなざわコンテンツマーケット 2006」に出展すると発表した。 かなざわコンテンツマーケットは,北陸地方のIT関連企業やクリエイター,アーティストが自慢の製品や作品を発表するイベント。D4エンタープライズは,そこで実際にプレイ可能な1チップMSXを展示し,来場者に懐かしいMSXゲームの数々を楽しんでもらうとのこと。 さらに,先着5名に限りその場で1チップMSXを販売するほか,50台までの購入予約を受け付ける予定だ。しかも,午後1時半からのセッションでは,メディアウェイブが制作した完全受注生産の「輪島塗1チップMSX」を発表することになっている。 最高級の漆器として有名な輪島塗を施したMSXは,まさに現代の技術と伝統の見事な融合,なのかはよく分からないけど,かなり興味深いことは間違いない。 かなざわコンテンツマーケットに行く予定の人は,ぜひその目で輪島塗1チップMSXを確認してみよう。興味のある人はぜひ公式サイトをチェックしていただきたい。にしても,値段はいくらなんだろう? さあ,この調子で,ぜひ「九谷焼の1チップMSX」とか「西陣織の1チップMSX」などもがんばってほしいと思うのは,たぶん私だけだ。(松本隆一)
|