[韓国ゲーム事情#631]「グラナド・エスパダ」2.0にアップデート
Kimの韓国最新PCゲーム事情#631
「Granado Espada」バージョン2.0アップデートで政治システムが本格稼働(2006/12/14)
Text by Kim Dong Wook特派員
韓国HanbitSoftは,MMORPG「Granado Espada」(邦題 グラナド・エスパダ)のバージョン2.0アップデートを,12月12日に行った。日本では,先日“バージョン1.96”が12月19日に実装されることが発表されたばかりだが,それよりもさらに一足早い(大規模)アップデートとなる。
バージョン2.0アップデートの目玉は,高レベルキャラクター向けの昇級システムと,1対1で対戦できるPK(Player Killing)システムだ。 昇級システムは,レベル100のキャラクターをさらに強化できるシステム。キャラクターのレベルが高いプレイヤーが,より高い目標に向けてプレイし続けるモチベーションを提供するためのものとされている。 1対1のPKシステムは,18歳以上のプレイヤーを対象とした年齢制限サーバーでのみ適用される。プレイヤーが相手に決闘を申し込み,相手が許諾すればPKモードに入るという仕組みだ。なお,決闘を拒否した相手プレイヤーを攻撃すると,PKペナルティが2倍になるとのこと。
また,党レベルをレベル52までアップグレードできるクエストを遂行したあと,プレイヤーが勢力と派閥を選択できるという,「政治」システムの基礎といえる部分が導入されている。そのほか,ウォーロックキャラクターの新規スタンスが12種類(魔法スタンスを含む),特定NPCの新規スキル,トゥブカルダンジョンなど新フィールドが追加されている。
韓国では,11月21日に公開されたバージョン1.96から1か月経たないうちにバージョン2.0が実装されたことになる。新システム/コンテンツの導入で政治システムの基盤が整うことで,Granado Espadaがどのような進化を遂げるのか,その今後に注目といえる。
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グラナド・エスパダ |
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