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[韓国ゲーム事情#641]「RO2」,アジア4か国/地域で5450万ドルのライセンス契約
2007/01/11 21:29
Kimの韓国最新PCゲーム事情#641

「RO2」,アジア4か国/地域で5450万ドルのライセンス契約(2007/1/11)

Text by Kim Dong Wook特派員

 Gravityは,同社が開発中のMMORPG「Ragnarok Online 2」(邦題 ラグナロクオンラインII)について,日本や中国をはじめとするアジア4か国/地域の現地パブリッシャと,合計5450万米ドルのライセンス契約を締結したことを明らかにした。

 同社は2006年末に,Ragnarok Online 2の第一次クローズドβテストを実施しており,テスターから高い評価を集めている。その好評を基盤とし,2007年1月9日に,Shanghai the 9 Computer Technology社と,同作商用化スタートから4年間のライセンス契約を締結したという。
 Gravityは,2006年9月に,ガンホー・オンライン・エンターテイメントと3年間のライセンス契約を,タイのASIA SOFT社と2年間の現地配給契約を締結しているほか,同年11月には,台湾/マカオ/香港の地域配給のために,Gamania Digital Entertainmentと3年間の契約を締結している。

 Gravityは,アジア各国/地域のサービス契約を結んだことで,ライセンス費用とミニマムギャランティを含め,5450万ドルの収益が期待できるという。アメリカやヨーロッパでのサービス展開も,今回の発表を受けて,より現実味が増してきたといえるだろう。

 Gravityの柳日栄会長は,「今回の契約は,Ragnarok Online 2の,第一次クローズドβテストの成功を踏まえての結果といえるでしょう。本作は,2007年度の収益向上だけでなく,企業価値の向上にも寄与してくれるだろうと期待しています」とコメントしている。

 全世界63か国/地域に進出し,累計会員数4000万人以上を記録しているRagnarok Online。その後継作であるRagnarok Online 2は,約3年の開発期間を経て,着実に完成へと近づいているようだ。


ラグナロクオンライン2 -Episode:0 巡りあう大地-
■開発元:Gravity
■発売元:ガンホー・オンライン・エンターテイメント
■発売日:2007年内
■価格:1980円/30日間(税込),5310円/90日間(税込)
→公式サイトは「こちら」

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http://www.4gamer.net/news/history/2007.01/20070111212930detail.html