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「WYD」日韓最強決定戦レポート:日本代表決定戦の結果は……?
2007/01/22 16:01
日本最強決定「天上大戦」決勝戦の進行を務めたGMツトム氏とSteamMaster氏。フレンドリーかつ迅速な対応が光っていた
 ハンビットユビキタスエンターテインメント(HUE)は,MMORPG「With Your Destiny II」(以下,WYD2)の大規模対人戦イベント「日本VS 韓国 最強WYD 決定戦 -Japan VS Korea Official WYD Tournament 2007-」(以下,日韓最強WYD決定戦)を,2月3日に開催する。そして,その日本代表を決める日本最強決定「天上大戦」決勝戦が,1月20日にオンラインにて行われた。

 「天上大戦」は,1チーム4名で構成される全35チームが参加した,大規模なトーナメント戦。決勝戦は,このトーナメントを勝ち抜いてきた「E・ROMAN」と「うさぎ」の2チームが雌雄を決する,まさに日本におけるWYD2の頂上決戦として,熱い戦いが繰り広げられた! ……となるはずだったのだが,当日は「うさぎ」のチームリーダーが事情により参戦できず,結果,試合開始時刻であった3:00PMに「E・ROMAN」の不戦勝による優勝が決定した。
 また当日は,準決勝で敗退した「ピヨピヨ保育園」「隠された恐怖」の2チームによる3位決定戦も開催される予定だった。しかし,こちらも「隠された恐怖」のチームリーダーが事情により参戦できなかったため,自動的に「ピヨピヨ保育園」の3位が決定した。
 確定した1位から4位をあらためて書き出すと,以下のようになる。

優勝 E・ROMAN
第2位 うさぎ
第3位 ピヨピヨ幼稚園
第4位 隠された恐怖

写真左:決勝戦直前,GMツトム氏とSteamMaster氏を中心に,WYD2の名だたる強豪プレイヤー達が続々と集結する 写真右:不戦勝による「E・ROMAN」の優勝決定後,プレイヤー有志によるチーム分けが行われ,非公式な対戦が開催された


非公式対戦後,「E・ROMAN」のメンバーからの韓国戦に関する質問に答えるGMツトム氏。実に1時間以上にわたって丁寧に対応していた
 なお,優勝した「E・ROMAN」のチームメンバー4名は,2月3日に行われる日韓最強WYD決定戦に,日本代表として出場するため,韓国ソウル市の特設会場まで実際に赴くこととなる。また2〜4位の各チームも,オンラインで韓国のチームと対戦する予定となっている。WYD2プレイヤーは,そちらのレポートにも期待していてほしい。

 結局,1月20日の「天上大戦」決勝戦および3位決定戦当日は,1試合も行われることなく1〜4位の順位が決まってしまうという,なんとも締まらない結果となった。原因は,参加予定だったチームリーダーの個人的な事情によるものなので致し方ない部分があるが,その場に集まったプレイヤーからは「(土曜日である1月20日ではなく)翌日の日曜日に行えば,チームリーダーの都合もついたのではないか」という意見が挙がっていた。
 また「仕事中だが,休憩時間に無理やり時間を作って参戦した」というプレイヤーの発言も見受けられた。こうした状況を踏まえると,すべてのプレイヤーの都合を考えることは不可能とはいえ,今回のような大きなイベントの時間設定には,より慎重な検討が運営側に求められるだろう。

 一方,光っていたのは当日の進行を仕切っていた,HUEのGMツトム氏とSteamMaster氏の対応。「E・ROMAN」の不戦勝による優勝が決まると,その場に集まっていたプレイヤーの意見をもとに,急遽有志を募ってチーム分けを行い,非公式の対戦を開催した。
 また,フレンドリーな対応で定評のあるGMツトム氏が,日韓最強WYD決定戦に出場する「E・ROMAN」のチームメンバーから挙がった2月3日のスケジュールに対する質問や,パスポートの申請方法などに対して,1時間以上にわたって丁寧かつ親身になって応答する姿も印象的だった。
 「天上大戦」の優勝が不戦勝で決まってしまったのは,激戦を期待していた一ファンとして非常に残念だが,こうした細やかな対応によって,運営とプレイヤーの連帯意識が強まったともいえるのではないだろうか。日韓最強WYD決定戦では,試合内容そのものに関しても,素晴らしい結果を期待したいものである。(ライター:大陸新秩序)


With Your Destiny II
■開発元:JoyImpact
■発売元:ハンビットユビキタスエンターテインメント
■発売日:2006/02/03
■価格:基本プレイ料金無料(アイテム課金)
→公式サイトは「こちら」

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http://www.4gamer.net/news/history/2007.01/20070122160111detail.html