アイスランドのゲームデベロッパ CCP Gamesが,2003年にリリースしたMMORPG「EVE Online」。本作は,“EVE”と呼ばれるワームホールを使った空間移動手段が確立された,はるか未来の宇宙を舞台としており,プレイヤーは隕石からの資源採掘や恒星間貿易などを行いつつ,会社(ギルドのようなもの)や種族の繁栄を目指す。 経済システムが特徴的で,貴重な鉱石がどこかで大量に発見されると価格が暴落するなどの要素があり,プレイヤーはそういった情報をもとにお金を稼ぐ。また,プレイヤーキャラクター同士で「会社」を起こし,大量の資源を扱い一気に儲けを出すといったことも可能だ。その圧倒的な美しさゆえか,それとも奥の深いゲームシステムゆえか,欧米のみならず中国でも人気の作品で,日本人プレイヤーの数も少なくない。 今回明らかになったのは,そのEVE Onlineの日本語版の存在。開発元CCP Gamesがメールで語ってくれたところによると,日本語版と日本語版公式サイトの制作が進行しているとのこと。まだ数か月という時間が必要になるようだが,現在作業の真っ最中だそうだ。単純にクライアントが日本語に対応するのか,日本独自のサービスが立ち上がるのか,日本の運営会社が取り扱うのかなどの詳細は不明だが,続報が入り次第お伝えしよう。
ちなみに現地時間の1月30日,最新パッチRevelations 1.3が適応され,新ダンジョンの追加,スターゲート移動による混雑の緩和,各種バランス調整,バグフィックスなどが行われるほか,チャットでの日本語表示で発生していた問題も改善される。(noguchi)
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