[TAIPEI 2007#06]UserJoy,MMORPG「Angel Love Online」の最新バージョンを展示。エデンに地下ダンジョンを導入
「Angel Love Online」は,日本国内ではキューエンタテイメントの運営のもと,2006年12月に正式サービスが始まったばかりの新タイトルだ。だが開発元のある台湾では,クローズドβテスト実施から半年以上が経過しており,正式サービスからすでに2回の大型アップデートを経ている。つまり,Taipei Game Showで見られるのは,日本国内より2段階先のバージョンというわけだ。 ブースをのぞいてみたところ,中国語名「天使之戀ONLINE」のタイトルの下に,何やら「伊甸謎城」(前二文字はエデンの音訳)の文字が加わっているではないか。 デモ機の前に立つ,お揃いのユニフォームを着た解説スタッフに尋ねてみたところ,これは1月30日に実施された大型アップデートの名前であった。このアップデートにより,エデン大陸の地下には,新たに二つのインスタンスダンジョンが追加されたほか,騎乗生物と機甲が2種類ずつと,六つの新エリアが登場するとのこと。 6台並んだデモ機にはすべて最新版のAngel Love Onlineがインストールされているというので,さっそく新要素を実際に見せてもらおうと思ったのだが,残念ながらエリアに関しては,移動時間がかかりすぎるためNGとのこと。機甲や騎乗生物は「通常の方法では入手できない」という理由で,これまた見られなかった。 ……代わりと言ってはなんだが,賑わう展示ブースの様子や,会場のアートワーク,ノベルティグッズなどを写真でお届けする。新要素については,お見せできる素材が手に入り次第,続報をお届けするので,しばしお待ちいただきたい。
(写真左)ゲーム内ではキャラクターが乗ったまま,採集活動を行えるネコ型の機甲「Tama」。このサイズなら本当に人間が乗れそうな気もする (写真中央)ターゲット層と見事に重なる,小学生ぐらいの女の子をはじめとする10代中心の来場者が,数多くAngel Love Onlineのコーナーを訪れていた (写真右)会場で配布していた,オリジナルメモ帳とスナック菓子。このお菓子はごく普通にコンビニエンスストアなどでも販売しているもので,中には絵付きのアイテムカードが入っている。裏面のコードを入力すると,ゲーム内でアイテムを受け取れるのだ
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柔らかい色調で描かれた可愛らしいイメージイラストや,ネコ型/イヌ型のロボットなど,もともとライトゲーマー向けにデザインされたAngel Love Onlineだが,実際にブースを訪れてみても,デモ機で遊んでいるのは小学生から10代後半ぐらいの年齢層が中心となっていた。 デモ機で遊んでいた中から比較的年齢の高いユーザー5,6人を選び,普段からオンラインゲームに親しんでいるのか聞いてみると,全員がオンラインゲームを触るのはこれが初めてだという。Angel Love Onlineをプレイした感想はというと,絵柄も可愛いし,これからも遊んでみたいという回答が多かったのだが,なかには「最初からこれぐらい強いキャラクター(デモ機のキャラはすべてレベル60だった)なら面白いから遊んでもいいけどね」などと答える10代の男の子も。単にMMORPGのレベリングに不慣れなのか,あまり価値を認めていないのかは分からないが,MMORPGが掘り起こすべき潜在需要は,台湾においては案外ふんだんに残っているのではないかと,考えさせられる一幕だった。(ライター:麻生ちはや)
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Angel Love Online |
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(C)2006-2007 UserJoy Technology Co., Ltd.
(C)2006-2007 Q Entertainment Inc. |
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