[韓国ゲーム事情#685]「Second Life」に朝鮮王朝時代の王宮が登場
Kimの韓国最新PCゲーム事情#685
「Second Life」に朝鮮王朝時代の王宮が登場(2007/4/2)
Text by Kim Dong Wook特派員
「Second Life」内に,朝鮮王朝時代の王宮「景福宮」(キョンボックン)にある宴会場「慶会楼」(キョンフェル)が建設され,話題になっている。 Second Lifeは韓国で正式サービスされていないが,慶会楼を制作した韓国のデベロッパ ACID CREBIZによると,韓国人を対象とした島の制作も,4月中の完成を目処に進めているということだ。
同社のPark Seung Hwon氏によると,慶会楼は「プリム」(オブジェクトを形成するパーツ)の数が,通常よりもはるかに多いという。プリムを効率よく使うことよりも,慶会楼の美しさを再現することに注力したとのことだ。 また,Park氏は「同じアジア圏,とくに日本のデベロッパと手を組んで,韓国と日本のプレイヤーに向けたコンテンツを制作していきます」とコメントした。近いうちに韓国人と日本人の両方が楽しめるものが制作される可能性が高そうだ。
Second Lifeの韓国人プレイヤー数は2万人に達しており,韓国の大手ゲーム会社がLinden Lab(Second Lifeの開発元)に提携を持ちかけているという話が出ている。すでに韓国語サイトが準備されており,なんらかの形で韓国語版も提供されるだろう。オンラインゲーム大国と呼ばれる韓国で,ゲームとは一味違ったコンテンツであるSecond Lifeが,どのように受け入れられるのか注目したい。
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