※ディスプレイ,スピーカーシステムは別売りです
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マウスコンピューターは,同社のゲーマー向けPCブランド「G-Tune」に,2007年4月11日時点で最速となるクアッドコアCPU「Core 2 Extreme QX6800/2.93GHz」を搭載したモデル「MASTERPIECE V950GX1」を追加した。直販サイトや電話通販窓口,「マウスコンピューターダイレクトショップ」や「G-Tune:Garage」といった直営店で販売が始まっている。
搭載するCPUが(1000個ロット時の価格で)軽く14万円を超えるだけに,MASTERPIECE V950GX1はフラグシップモデルと位置づけられており,BTOの標準構成でメインメモリ2GB(PC2-6400 DDR2 SDRAM 1GB×2,グラフィックスカードは「GeForce 8800 GTX」を搭載。HDDはシステム用途が想定された回転数10000rpmの150GBモデルと,ストレージ用途の想定された回転数7200rpmの500GBモデルが2基用意される。ゲーム用のG-Tuneということで,標準のOSは「Windows XP Professional」とされ,価格は43万9950円(税込)となる。 なおチップセットは「nForce 680i LT SLI」なので,予算が許せばNVIDIA SLI構成も可能だ(ただし,BTOオプションには用意されていない)。
2007年4月10日の記事でも触れているとおり,現時点でクアッドコアCPUのメリットはゲーム用途だとほとんどない。しかし同時に,Intelが取り組んでいるゲームプログラムのマルチスレッド化に期待しつつ,このタイミングにおいて最速のCPUを搭載したPCが欲しいというのであれば,検討に値しよう。もちろん,決断するときには,40万円を超えるコストと相談することになるだろうが。(佐々山薫郁)
●MASTERPIECE V950GX1 BTO標準構成の主なスペック(※リリースより)
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