Amphis MT732C2Qシリーズが共通して採用する筐体のイメージ
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アロシステムは,同社が運営するPCショップ「パソコン工房」ブランドで,クアッドコアCPU「Core 2 Quad Q6600/2.40GHz」を搭載したデスクトップPC「Amphis MT732C2Q」シリーズを発表した。BTO初期構成で搭載するグラフィックスカードの違いによって3モデル用意されており,パソコン工房の店頭および直販サイトで販売が始まっている。
初期構成における3モデルの違いはグラフィックスカードとHDD容量,搭載OSの3点のみ。3製品に共通してメインメモリはPC2-5300 DDR SDRAM 1GB×2で,キーボードやマウスは別売りとなる。概要は下にまとめたので参考にしてほしい。
Amphis MT732C2Q グラフィックスカード:「GeForce 8600 GT」搭載製品(グラフィックスメモリ256MB) HDD容量:320GB OS:Windows Vista Home Premium 価格:19万9980円(税込)
Amphis MT732C2Q-UL グラフィックスカード:「GeForce 8600 GTS」搭載製品(グラフィックスメモリ320MB) HDD容量:320GB OS:Windows Vista Ultimate 価格:21万9980円(税込)
Amphis MT732C2Q-GTX グラフィックスカード:「GeForce 8600 GTX」搭載製品(グラフィックスメモリ768MB) HDD容量:500GB OS:Windows Vista Home Premium 価格:26万9980円(税込)
4Gamerではこれまで何度となく繰り返してきているように,現時点において,ゲーム用途でクアッドコアCPUのメリットはほとんどない。そのため,コストパフォーマンスは高くないと断ぜざるを得ないが,将来的にゲームのマルチスレッド化が進むのに期待して,このタイミングでクアッドコアCPUを搭載し,平均以上の3D性能を持つPCを手に入れておきたいというのであれば,選択肢の一つとして考慮に値するだろう。
なお,最下位モデルとなるAmphis MT732C2Q初期構成の主なスペックは以下のとおりだ。(佐々山薫郁)
●Amphis MT732C2Q初期構成の主なスペック(※リリースより)
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