「パワードール5 plus X」独自ミッションの内容が一部判明
「パワードール5 plus X」のパッケージアート
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工画堂スタジオが4月27日に発売するSFターン制ストラテジー「パワードール5 plus X」は,同社従来製品である「パワードール5」と「パワードール5X」を統合し,そこに新規ステージとサントラCDを追加したプレミアムパッケージである。
したがって,「中央戦線攻防戦」や「ナキスト防衛戦」,「38号特別軍事演習」「シングルミッション集」といった「5」「5X」収録のキャンペーン/シングルミッションはすべて収録されるわけだが,これに加わる,本作の目玉ともいうべき要素が,新規単発ステージの「エクストラミッション」だ。
「パワードール5 plus X」の画面。ブリーフィングや戦闘の場面は,「パワードール5」の第1ミッション「ストライクパッケージ」のもの
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エクストラミッション「ハンドラー」の戦闘画面
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エクストラミッションは2本用意されており,そのうちの1本「ハンドラー」の概略が判明したのでお伝えする。 本作でプレイヤーが扱う,女性パイロットのみで構成された二足歩行ロボット装備部隊「第177特務大隊」が,大規模な空港施設を持つ「TAB228」を中継基地として間借りしたタイミングで,敵の攻勢作戦が始まった。それなりの規模の守備隊が配置されたTAB228だが,敵はそれを上回る兵力で,基地の制圧を狙っている。 脱出しようにも制空権の掌握は不完全なうえに,第177特務大隊直属のエアクルーは,いまから輸送機で合流しようというところで,配置には着けない。そうした状況下で,基地の一時的な放棄に向けた封鎖作業を支援するのが作戦目標となる。
この作戦では空港施設を破壊するのでなく,後日の奪回を期して慎重な封鎖(一時的な利用不可能化)作業を行わねばならない。また,そうした撤退準備作業中の制空権確保のため,ぎりぎりまで空港を機能させ続けるべく,守備隊司令部,管制設備,エネルギー供給施設などの封鎖を,定められたとおりの順番で制限時間内に完了せねばならないというのが,大きなポイントとなる。 味方がどの程度の兵力と装備を使えるかにもよるが,優勢な敵の進出を阻み,作業班に予定どおりの仕事をしてもらうための時間を確保するというタイトなミッション目標は,確かに「パワードール」らしい。また些末な点ではあるものの,ミッションブリーフィングが「さて諸君,我々はつくづくトラブルに巻き込まれやすいようだ」というフェイエン=ノール大佐のセリフから始まるといった,独特の諧謔風味も本シリーズの持ち味といえようか。
同じく「ハンドラー」のミッションブリーフィングおよび作戦立案画面
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冒頭で述べたとおり,パワードール5 plus Xの発売日はゴールデンウィーク突入直前の4月27日。シリーズ作品のファンのみならず,歯応えのあるヘックス/ターン制ストラテジーを求めている人は,チェックしておくべきだろう。(Guevarista)
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