Xbox LiveがWindowsでも,「Games for Windows - Live」正式発表
マイクロソフトは,Xboxシリーズのネットワークゲームサービス基盤として使われているXbox LiveをWindowsプラットフォームに拡大した「Games for Windows - Live」(以下Windows Live)のサービスを,5月25日より開始する。
5月25日には,Windows Liveに対応したゲーム「Microsoft Halo 2 for Windows Vista 日本語版」が発売される(関連記事)。Windows Liveを使用することで,Xbox Liveのコミュニティに接続し,ゲーマータグやPC同士でのマルチプレイなど,以下に挙げるサービスを利用できる。
Xbox Liveと同様に,シルバーメンバーシップは無料で提供され, ・ Xbox LIVEと共通のゲーマータグ ・ Xbox LIVEと共通のゲーマープロフィール ・ Xbox LIVEと共通のゲーマースコア ・ Xbox LIVEと共通のプレイヤー実績 ・ テキストと音声によるプライベート チャット ・ Xbox LIVEと共通のフレンド リストとオンラインへの参加 ・ 利用可能な PC ゲームホストのリスト閲覧など,PCのみのマルチプレイヤー機能
ゴールドメンバーでは,年会費5229円(税込)で上記に加え, ・ シルバー メンバーシップで可能な全サービス ・ フレンドとのマルチ プレイヤー対戦 ・ TrueSkillマッチ メイキング機能 ・ マルチ プレイヤーの実績 ・ Xbox 360とのクロス プラットフォームプレイ対応
といった機能が使用可能になる。PCとXbox間の対戦は,マイクロソフトから発売予定の「Shadowrun」で実現される予定だが,異なるプラットフォームでの対戦にはゴールドメンバー資格が必要になるので注意が必要だ。 なお,すでにXbox Liveのゴールドメンバーとなっている人は,Windows Liveのゴールドメンバーサービスをそのまま利用できる。また,5月25日発売のHalo 2には,30日間のゴールドメンバーシップ体験利用コードが付属している(Shadowrunの発売日は未定だが)。
現状では,対応ゲームとしてWindows Vistaのもののみが予定に挙がっているが,Windows Live自体はVista固有のものというわけではなく,今後はWindows XPでもサポートされる可能性があるという。 XboxとPCをつなぎ,今後のマイクロソフトのゲーム戦略の要となるWindows Liveが,ようやくやってきた。マイクロソフトがこれまで以上にPC対応ゲームの強化に力を入れてくれることを期待したい。(aueki)
■Games for Windows - Live公式サイト http://www.microsoft.com/japan/games/gamesforwindows/live.mspx
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