[韓国ゲーム事情#709]HangameでGRAVITY Zoneが5月下旬にオープン
Kimの韓国最新PCゲーム事情#709
韓国「Hangame」内に「GRAVITY Zone」が5月下旬にオープン(2007/05/9)
Text by Kim Dong Wook特派員
韓国のデベロッパ Gravityは,NHNと事業提携を行い,ゲームポータル「Hangame」(韓国版)内に「GRAVITY Zone」をオープンすることを,5月7日に明らかにした。 簡単に説明するとGRAVITY Zoneとは,Gravityが韓国でサービス中の(またはサービス予定の)オンラインゲームをまとめた,Hangameのコーナーの一つ。このように,ゲームポータルに他社のコーナーを設置してサービスを行う試みは,これまで韓国で例がないという。
HangameではGRAVITY Zoneを通じ,5月下旬に「Emil Chronicle Online」(邦題 エミル・クロニクル・オンライン)がサービスインするほか,「Ragnarok Online」(邦題 ラグナロクオンライン)や「Ragnarok Online 2」(邦題 ラグナロクオンラインII),「Requiem Online」(邦題 レクイエム)といったタイトルのサービスが,順次開始される予定だ。
今回の事業提携は2年間の契約となっており,最大で12タイトルが,GRAVITY Zoneを通じてサービスされるとのこと。 関係者から入手した情報によると,GRAVITY Zoneでサービス予定のタイトルには上記のほか,野球ゲーム「W-BaseBall」や,アイスホッケーゲーム「Body Check Online」,そしてアクションゲーム「Ragnarok Special」などが含まれている。 Ragnarok Specialについては,新たな情報が入り次第あらためて紹介するので,楽しみにしてほしい。
なお,日本で「ハンゲーム」をサービスしているNHN Japanに問い合わせてみたところ,今回の提携自体が“寝耳に水”の話であり,GRAVITY Zoneの日本での展開については一切未定であるとのことだ。
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