Valveは,同社のゲーム販売システム「Steam」の登録者数が1300万人に達したと発表した。
Steamは2004年にスタートしたサービスで,専用のソフトを使ってゲームのダウンロードとその管理ができる。「Half-Life 2」といったValve製のゲーム以外も配信されており,現在は150タイトルものゲームを扱っているという。 プレイヤーにとっては,パッケージを小売店まで買いに行く手間が省けるという利点がある。また,マニュアルの印刷代やその他流通コストなどを抑えられ,海賊版の防止にも役立つなど,売る側にも十分なメリットがある。同社は,今夏よりメジャーなパブリッシャが参入すると発表しており,取り扱いタイトルがさらに充実しそうだ。 海外でしか販売されていないゲームを遊びたい日本のゲーマーにとって,Steamは便利な購入手段の一つといえる。登録者が増えれば,参入する会社も増え,取り扱いタイトルも充実するだろう。すでに利用している人だけでなく,まだ遊びたいタイトルがSteamで配信されていないという人も,Steamの配信タイトル情報には注目しておいたほうがよさそうだ。(noguchi)
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