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[COMPUTEX 2007#05]Shuttleは今後ゲームプラットフォームにも注力,P35/X38搭載製品も登場予定
2007/06/05 23:52
Shuttleのキューブ型PCロードマップ(出典:Shuttle)
 Shuttleは,COMPUTEX TAIPEI 2007(以下,COMPUTEX)で,キューブ型ミニPCであるXPCシリーズなどの新製品を発表する。

 同社は2007年,グラフィックス統合型チップセットを搭載したモデルだけでなく,Intel P35 Express(以下,P35)やIntel X38 Express(以下,X38)といったディスクリート(グラフィックスチップ非統合型)チップセットを搭載したモデルにも力を入れる予定。ハイエンドグラフィックスカードとの組み合わせで,コンパクトながらパワフルなゲームプラットフォームを提供していく計画のようだ。
 具体的には,P35を搭載した「XPC SP35P3」をCOMPUTEXで発表するとともに,X38搭載の「XPC SX38P3」のエンジニアリングサンプルも公開する予定だ。これら2製品には,日本製コンデンサで電源周りが強化されるとともに,強力なオーバークロック機能も実装される。また,本体背面にはmini Cardスロットが装備され,Intel Turbo Memoryなどを搭載することも可能になるという。

左:XPC SP35P3は,日本製コンデンサを採用した6フェーズPWMを採用するなど,コンパクトな筐体でも高性能を発揮できるよう設計されている
中央:X38を採用するSX38P3(エンジニアリングサンプル)の内部。チップセットの発熱が大きいため,ファン付きのヒートシンクが採用されている。最終的な製品では,PCI Express x16スロット×2構成になるとのこと
右:SP35P3とSX38P3では,本体背面にminiCardスロットが設けられ,Intel Turbo Memoryなどを装備可能だ


 また,直接的にゲーマー向けというわけではないが,既存ラインナップの延長線上にある製品として,グラフィックス機能統合チップセットであるIntel G33 Expressを搭載した「XPC D'VO SG33G5M」なども発表する。同製品は,HDMI(デジタルYCbCr&RGB)出力に対応するほか,Dolby DigitalやDTSの認証も得たメディアセンターモデルという位置付けになる。
 むろん,グラフィックスカードを装着できるよう,PCI Express x16スロットとPCIスロットが用意される。GeForce 8600シリーズやATI Radeon HD 2600など,HDコンテンツ再生支援機能を搭載したグラフィックスカードと組み合わせれば,さらにパワフルなメディアセンターPCを構築することが可能だろう。
 また,同社は「XPC D'VO」の発表にあわせて,真空管アンプやスピーカーなどのアクセサリも公開する予定だ。

左:XPC D'VOの内部の様子。CPUクーラーは,ヒートパイプを採用する同社お馴染みの独自仕様になっている。グラフィックスカードや拡張カードを搭載するためのスロットも確保されている
右:XPC D'VO SG33G5MのI/Oインタフェース部分。D-Sub15ピン(アナログRGB)のほか,HDMI出力を備える。また,eSATAポート×2を備え,外付けストレージにも柔軟に対応できる
左:X38を搭載したXPC SX38P3(左)と,Intel G33 Expressを採用したXPC D'VO SG33G5M(右)のエンジニアリングサンプル
右:Shuttleでは,SP35P3とSX38P3向けに水冷ユニットを開発中とのこと

Intel 3
■開発元:Intel
■発売元:Intel
■発売日:N/A
■価格:N/A
ベアボーン
■開発元:各社
■発売元:各社
■発売日:-
■価格:製品による

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http://www.4gamer.net/news/history/2007.06/20070605235203detail.html