「Second Life」日本語対応が一歩前進。新βクライアントが公開に
Linden Labは,「Second Life」の最新クライアント(β版)を公開した。バージョンは1.18.0.6で,Windows 2000/XP版,Mac OS X版(Universal Binary),Linux版をそれぞれダウンロード可能。このバージョンでは,日本語への対応がかなり強化されている。
日本語公式サイトでの新規アカウント登録から,クライアントのダウンロードまで,すべて日本語で表記されているほか,インストーラーの言語も日本語を選べるようになっている。 とはいえ,インストール時や初回ログイン時の利用規約などは英語のままである点は,要注意。
ざっと触ってみたところ,ログイン画面の環境設定,ログイン後の各種メニューはほぼ日本語化されているものの,ちょっと深い階層に入ると,まだほとんどが英語のままという印象を受けた。 洋ゲーに慣れている人であれば,そう困るようなことはないだろうが,英語を見ると頭がクラクラしてしまうという筆者のようなタイプにとっては,まだ若干,ハードルは高いかもしれない。
なお,すでにSecond Lifeをインストールしていて日本語版OSの人は,クライアントを起動すれば自動アップデートで日本語版が利用できるようになる(以前からある程度は日本語化されていたが)。
ここ最近,Second Life向けの新サービスを発表する日本の企業も多く,報道も過熱気味だが,日本からSecond Lifeに積極的に参加している人は実際のところまだまだ少ない(アカウントを登録したことがあるだけの人は,それなりにいるようだが)。日本向けに発表される新サービスの数々が,Second Lifeを始めようという動機にあまりなり得ていないような気もするが,何にせよクライアントの日本語対応が進めば,新規で始めるにあたってのハードルが下がるのは確かだろう。(TeT)
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