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ネクソンジャパン,オンライン版「カウンターストライク」の開発についてValveと契約を締結
2007/07/26 12:50
※画面は「カウンターストライク:ソース」のものです
 MMORPG「マビノギ」「メイプルストーリー」などでおなじみのネクソンジャパンは,本日(7月26日)アメリカのデベロッパValveとの間でライセンス契約を締結し,オンライン版「カウンターストライク」の開発とパブリッシング権を獲得したと発表した。今後,日本と韓国だけでなく,中国,台湾のパートナー企業と提携して同作を展開していくとしており,まず韓国でサービスを開始し,順次各国で展開していくことになるようだ。

 カウンターストライクは,ValveのFPS「ハーフライフ」のMODとしてスタートしたマルチプレイ専用のFPSで,対テロ特殊部隊とテロリストの戦いを描いている。1999年の発表以来,世界中で大きな人気を獲得し,マルチプレイFPSプレイヤーならその名前を知らない人はまずいないだろうというタイトルになっている。CPLなどの数多くのオンラインゲーム大会の正式種目として採用されており,現在もなお,最も遊ばれているマルチプレイFPSの一つと言っていいだろう。
 ネクソンジャパンの発表には,「オンライン版カウンターストライクは,従来なかったゲームモードが加わるなど,オンラインの特性に合わせた新しい形のゲームとして開発される予定です」とあるが,もともとオンラインマルチプレイ専用タイトルであるカウンターストライクの“オンライン版”といわれても,ちょっとピンとこないのは事実。
 6月7日に「こちら」でお伝えした「Battlefieldオンライン」(仮)と同様,新作マルチプレイFPSが次々に発表される韓国市場に,全世界累計で900万本の販売実績を持つ超有名タイトルをひっさげて新規参入することが目的の一つなのだろう。
 リリースには,「今後もValve社と積極的な協力関係を構築することで,より完成度の高いゲームを披露する」とあり,オンライン版カウンターストライクの開発にValveが協力することから,ゲームの内容には十分期待できるだろう。続報が入り次第お伝えしていこう。(松本隆一)


オンライン版「カウンターストライク」(仮)
■開発元:N/A
■発売元:ネクソンジャパン
■発売日:未定
■価格:未定

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http://www.4gamer.net/news/history/2007.07/20070726125026detail.html