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中国からのオンラインゲーム接続を中継していた中国人が送検
2007/07/27 20:24
 大阪府警住之江警察署は,福岡県在住の中国人留学生の男性を,電気通信業法等違反の疑いで書類送検したことを発表した。

 被疑者は,日本で運営されいてるオンラインゲーム(中国国内からのアクセスは遮断)に中国からアクセスできるよう,自宅マンションに設置した20台のPCをProxyサーバーとして稼働させていた疑いを持たれている。被疑者は,2006年6月から2007年5月まで,毎月約10万〜60万円,総額約350万円を,中国在住の知人から管理報酬として受け取っていたとされ,これが総務大臣に登録をすることなく電気通信事業を営んでいるとされた模様。

 この事件は2006年12月,住之江警察署管轄内に居住する男性から,自身が使用しているオンラインゲームのキャラクターが,何者かによって勝手に使われ,アイテムがなくなっていたとの相談を受けた同署が調べていたところ,被疑者が所有するPCからアクセスされた形跡が見つかったもの。
 当初はおそらく,不正アクセス行為の禁止等に関する法律違反の線で調べが進められていたものと思われるが,さらに罰則の重い電気通信事業法違反が発覚したということのようだ。(TeT)


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http://www.4gamer.net/news/history/2007.07/20070727202409detail.html