ASUS,ゲーマー向けを含む液晶ディスプレイ4機種を発表
ゲーマー向け22インチモデル「PG221」
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ASUSTeK Computerは本日(7月27日),ゲーマー向けを含む液晶ディスプレイ4機種を,日本市場に投入すると発表した。2007年7月28日から九十九電機および,PCショップ「ドスパラ」を展開するサードウェーブの各店舗で,販売が開始される。
ゲーマー向けを謳う「PG」シリーズ2機種は,液晶パネルの応答速度が中間色 → 中間色で2msと,比較的高速なのが特徴だ。22インチフルカラーパネルを採用した上位機種「PG221」は,画面解像度が1680×1050ドット(WSXGA+),最大輝度は350cd/m2とそこそこに留まるが,コントラスト比は2000:1と高く,メリハリのある映像が期待できる。視野角は水平170度で,垂直160度。映像入力は,DVI-D×1(デジタルRGB)にD-Sub15ピン(アナログRGB)×1のほか,テレビ入力もコンポーネント/S-Video/コンポジットと,3種類をサポートする。なお,この機種のDVI-D端子はHDCPに対応し,HDMI→DVI-D変換アダプタも付属するので,AV機器との接続にも重宝するだろう。価格はオープンで,予想実売価格は9万1000円前後だ。
同じくゲーマー向けの19インチモデル「PG191」
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一方下位機種の「PG191」は19インチの疑似フルカラーパネル(約1620万色)を採用し,画面解像度は1280×1024ドット(SXGA),最大輝度320cd/m2で,コントラスト比は800:1。視野角は水平/垂直とも160度,映像入力はDVI-D×1とD-Sub15ピン×1の2系統だ。価格はオープンで,予想実売価格は6万9000円前後。 また,どちらの機種も130万画素のWebカメラ(USB 2.0),5W+5Wのステレオスピーカーと15Wのサブウーファを搭載しているので,音源方向=キャラクターの位置関係が重要なプレイ要素となるFPSのようなゲームでなければ,便利に使えるだろう。 そのほかの細かいスペックおよび,多機能20.1インチモデル「PW201」と,19インチワイドモデル「PW191」の情報は,この記事の下に示したスペック表で確認してほしい。
いずれの機種も,ASUSTeK Computer独自の映像エンジンSplendidを専用チップの形で搭載する。Gameモードを含む5種類のプリセットが利用可能で,高度な映像解析に基づいた見やすい発色を実現するという。また,購入から1年以内に輝点(常時点灯画素)が見つかった場合,無料で液晶パネルを交換するZBD(Zero Bright Dot)サービスが付属するのも,大きなポイントといえる。 アクション性の高いPCゲームを,残像なしで快適にプレイするには,映像鑑賞にも増して高い応答速度が必要だ。「PG」シリーズはオーバードライブ回路こそ搭載していないものの,応答速度スペックにはそれなりに期待が持てる。予算次第でもあるが,近く液晶ディスプレイの購入を考えているなら,選択肢に入れたいところだ。(Guevarista)
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