イーフロンティアは本日(8月3日),2種類のPCゲームを9月にリリースすると発表した。 9月14日に発売されるのは,「DRIVER PARALLEL LINES 日本語マニュアル付英語版」。価格は6090円(税込)。 これは,クライムアクションとして知られるドライバーシリーズの4作目で,前作「DRIV3R」(邦題 ドライバー3)のマイアミから(それ以外の場所へも行くが),今回はニューヨークに舞台を移し,主人公もFBIの潜入捜査官から,成り上がりを夢見るチンピラにチェンジ。レースゲームの割に銃撃戦が多かった前作に比べ,今回はあくまでドライビングに重点を置いたゲーム性にこだわっている。 1978年のニューヨーク。抜群の運転技術を持つ主人公T.K.は,さまざまないけない仕事を引き受けながら大金持ちを目指す18歳だった。だが,仲間の裏切りにあって逮捕され,28年の懲役を受ける。2006年,帰ってきた彼は裏切り者に復讐を誓う……というストーリーはなかなかシリアス。作り込まれたマンハッタンを舞台に,パトカーとチェイスしたり,バイクで敵を追いかけたりといった大暴れができ,クライムアクションが好きな人にはかなりグッとくるタイトルだろう。
9月28日に発売が予定されているのは「テストドライブ アンリミテッド 日本語版」。価格は6090円(税込) こちらは,ドライバーシリーズと打って変わって,地上の楽園ハワイ,オアフ島を舞台に高級車を乗りまわしたり,豪邸を買ったり,行きずりの人とレースをしたりしながら優雅なセレブ暮らしを楽しむごきげんなゲーム。内容については「こちら」に掲載した連載記事に詳しいので,ぜひチェックしてほしい。
2本とも,精密に再現された実在の場所を,ミッションに縛られることなく自由に行き来できるオープンエンドなゲームであることが特徴。片や暴力社会,片やお気楽極楽な南国暮らしとテーマはかなり異なるが,ドライブゲームは好きだが,ただ車を走らせるだけじゃつまらないと思っている人にはどちらもオススメだ。(松本隆一)
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