ロシアの1C Companyが2008年の発売を予定しているFPS,「Cryostasis: Sleep of Reason」のプロモーションムービーを,4Gamerに掲載した。 本作は,北極の凍てついた海に何年も閉じこめれたままの砕氷船“North Wind”内に迷い込んだ主人公が,そこから脱出するために孤独な闘いを続けるサバイバルホラーFPS。
グラフィックスに自信ありとパブリッシャが主張するだけあって,物理エンジンによる動きの表現や,光と影のさばき方など,見どころの多いムービーだ。雪嵐に揺れる救命艇や,ランプの揺れに合わせて形を変える影,水面の揺らめきが壁に映り込む様子などが収められており,採用されているゲームエンジン「AtmosFear 2.0」の実力を垣間見られる。
ストーリーは謎に満ちており,ムービー内で起きていることもよく分からないが,凍りついた船内の雰囲気や撃ち合いの感じなどから,なかなか期待の持てるタイトルであることが分かる。さらなるブラッシュアップが楽しみだ。(松本隆一)
→ムービーのダウンロードは「こちら」(3分34秒:WMV) ダウンロード詳細:48.9MB(51,319,621バイト)
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