「DAoC」,11月4日に開催されたBeauty姫救出イベントレポート
Mythic Entertainmentは11月4日,「ダーク・エイジ・オブ・キャメロット」日本語版の対人戦イベント,「全レルムで一番強く面白い戦士は誰なのか?」を開催した。 本イベントは,レベル1〜4のキャラクターを対象としたバトルグラウンド"Proving Ground"で,Beauty姫の争奪戦を行うというもの。敵と戦いながらBeauty姫を救出し,自国の砦まで連れて帰ると,そのレルム(国家)には3日間にわたって特典が付くことから,自国に恩恵をもたらそうとするプレイヤーが多数参加した。特典は,下記のとおりだ。
1 フリー・レベルまでのタイマーが3日間に減少 2 キャンプ・ボーナスが110%に増加 3 RvRの10%ボーナスが追加 4 RvRのフックポイント品が半額で購入可能
開催場所が,レベル5以上では入れないバトルグラウンドだったためか,初心者用の狩り場に多くのプレイヤーが集まって,熱心にキャラを育成していた(新規キャラをレベル4まで上げていた)のが印象的。思わずβテスト時代を思い出してしまった。 なおMythicのはからいで,イベント開始直前に,各レルムの主要都市に水でできたポータルが出現した。これを通ればすぐにバトルグラウンドに行ける予定だったが,一つ問題が発生。本作ではレベル50のキャラクターを持っていると,/level というコマンドを使って,レベル20以下のキャラクターを新規で作成できる。このコマンドを使ってレベル4のキャラクターを作った場合は,なぞかこのポータルが利用できなかったのだ。そのため,一部の人がポータル付近でウロウロする場面も見られた。
さて,実際にイベントが開始されると,アルビオン,ヒベルニア,ミッドガルドの大乱戦となり,レリックレイドを思わせるほどの大兵力がぶつかり合った。3レルムを合わせて,300人近くいたのではないだろうか。なかには,レベル4でありながら炎をまとった剣を装備しているキャラもいて,イベントにかける意気込みの高さが感じられた。 ただ,ふたを開けてみると,装備やキャラクターレベルの差は,あまり意味がなかった。というのは,レベル4程度のキャラでは攻城兵器の攻撃を耐えられず即死するため,3レルムとも大量の攻城兵器を持ち込み,激しい砲撃合戦を繰り広げることになったのである。 筆者はアルビオンのネクロマンサーで参加したが,人が多すぎたこともあってなかなか姫の所在が分からず,やっと見つけたときには,ミッドガルドの参加者達が姫を厳重に守りつつ連れていく途中だった。あまりの多勢に後ろ姿を見送ることしかできなかったのだが,結局そのまま姫は連れ去られてしまい,イベントはミッドガルドの勝利で幕を閉じた。
わずか一時間少々のイベントであったが,参加者は非常に多く,まずまずの成功に終わったといえるだろう。今後,同じようなイベントを開催するのなら,攻城兵器のパワーを抑えたり,姫の居場所を分かりやすくしたりといった工夫をしてもらえれば,より熱く戦えると思う。 最後に余談を。本作は他レルムのキャラクターと会話できない仕様となっているが,このイベント終了後に,残った3レルムの参加者達がエモートで意志を伝え合い,協力してバトルグラウンドのNamedを倒すなど,ささやかな交流もあったようだ。(ライター:Murayama)
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ダーク・エイジ・オブ・キャメロット |
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■価格:30日1500円,90日4200円(すべて非課税)など |
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