「IntelliMouse Explorer 3.0」復活。ワイヤレスの“PC用Xbox 360ゲームパッド”も登場へ
復活するMicrosoft IntelliMouse Explorer 3.0。ゲーマー向けという位置づけになるためか,オリジナルとは異なり,グレーを基調とした落ち着いた色合いになっている
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Microsoftが,Razerとの共同開発となるマウス「Microsoft Habu」を発表したのは別記事でお知らせしたとおり。だが,Microsoftが発表したのはそれだけではない。同社は,往年の人気作で,今でも愛用者の多い「Microsoft IntelliMouse Explorer 3.0」の復活も発表したのだ。
Microsoft IntelliMouse Explorerシリーズでは,2006年8月現在,チルトホイールの付いた製品が流通しているが,スクロールホイールを採用したシンプルなデザインの“3.0”を惜しむ声は少なくない。ゲーマーにも人気があったので,まだ愛用しているという人は,かなりいるのではなかろうか。 Microsoftの担当者も,リリースで「世界中のゲーマーから復活を希望する声が寄せられ」たのが,再投入の理由になったと説明している。
なお,新生Microsoft IntelliMouse Explorer 3.0は,オリジナルをベースに,ゲーマーに向けた機能強化が行われているのが特徴だ。形状と,光学センサーを搭載するところまでは同じだが,現時点で明らかになっているだけでも,本体色がグレーベースに変更されたほか,フレームレートは9000fpsに高められ,さらに搭載する5個のボタン(メイン×2,サイド×2,スクロールホイール)には任意の操作や解像度変更機能を割り当て可能になっており,イマドキの製品になっているのが分かる。
これらの機能強化が,オリジナルを愛用している,あるいは愛用していた人に果たしてどう受け留められるのかは未知数だ。とはいえ,少なくともオリジナルと同じ形状でMicrosoft IntelliMouse Explorer 3.0が復活するという発表そのものは,ひとまず歓迎していいのではなかろうか。 ちなみに同製品は,2006年9月に39.95ドルで北米市場向けに出荷される予定。Microsoft製品なので,おそらくそう遠くない将来に,国内でも発売されるだろう。
■Wireless Xbox 360 Controllerも登場 ■こちらは12月発売
Wireless Xbox 360 Controller for Windows
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なお,ゲームパッドの新作「Wireless Xbox 360 Controller for Windows」も,マウスと同時発表になっている。こちらはXbox 360のチームによって設計されており,当然のことながらPC,Xbox 360のいずれでも利用可能という。Xbox 360 Controller for Windowsの完成度を見るに,ワイヤレスのゲームパッドを探している人にとっては,注目すべき存在といえそうだ。
2006年12月に北米発売予定で,価格は59.95ドルとなっている。(佐々山薫郁)
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