サードウェーブは,開発コード名Meromとして知られていたノートPC向けCore 2 Duo T5500/1.67GHz(L2キャッシュ2MB)を搭載するノートPC「Prime Note Chronos NR2」を発表した。
2006年8月28日から,同社の運営するPCショップ「ドスパラ」の通販サイト,あるいは店頭で受注を開始しており,9月4日から出荷予定だ。
Prime Note Chronos NR2は,BTOに対応しているが,メインメモリにPC2-4200 DDR SDRAM SO-DIMM 512MB×2を搭載。HDD容量100GB,ディスプレイ解像度1280×800ドットという仕様で,さらに仕様変更不可の状態でGPU(グラフィックスチップ)にMobility Radeon X700を搭載し,標準構成価格15万7580円(税込)と,16万円を下回っているのが特徴だ。 スペック的にはまずまずといったところで,とくにGPUを考えると,最新の3Dゲームをプレイするにはかなり厳しい。だが,MMORPGや一般的なWindowsアプリケーションであれば,それなりに動作させられるスペックともいえるのも確か。「一通り何でもこなせて,ほとんどの現行MMORPGもプレイできる」PCを探している人にとっては,悪くない選択肢になるだろう。
なお,主なスペックは以下のとおり。標準構成からWindows XP Home Editionを除いた“OSなし”モデルの価格は14万4980円(税込),また,サードウェーブの推奨構成「Prime Note Chronos NR2 快適パック」では,メインメモリが1GB×2,HDD容量160GBとなり,18万2580円(税込)となっている。(佐々山薫郁)
■標準構成と快適パックのスペック
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