「ダーク・エイジ・オブ・キャメロット」,サービス移行で英語版に
EA Mythicは本日9月20日,MMORPG「ダーク・エイジ・オブ・キャメロット日本語版」のサービスを,米国の英語サーバー群に移行させると発表した。当然移行後は,既存の日本語版プレイヤーも,米国などのプレイヤーと一緒に英語版を楽しむことになる。これは事実上,日本語版の開発終了をも意味している。 今後の予定などについてはこちらのサイトを見てほしいが,主な部分は下記のとおりである。
・12月1日にAkatsukiサーバーを英語サーバー群に移行 ・サーバー移行から2か月間はプレイ料金無料 ・12月11日にサーバーのクラスタリング ・拡張パック「Darkness Rising」(有料)を無償配布 ・全キャラクターにフルリスペック権 ・(英語版になるため)バージョンが最新の1.86に ・キャラやギルドのデータはそのまま移行 ・日本語名のキャラには一時的に英語名が与えられ,あとで変更可 ・12月1日以降のプレイ料金はBBコインとして返却(要申し込み) ・そのほか,英語版でのサービスはすべて受けられる
クラスタリングとは,複数のサーバーで世界を共有するもの。ただしクラスタリング先については現状未定であり,投票などで決めるらしい。米国のサーバー群で日本人が多いのはMorgan Le FayとMerlinなので,このあたりとのクラスタリングが順当かもしれない。
なお英語版では,通常のもの以外に下記のようなサーバーもあり,現在日本語版をプレイしている人も,当然移行後はそちらにキャラを作ってプレイできる。ちなみに,一つのサーバーにレベル50のキャラがいれば,他のサーバーでも/Levelが使えるという,実にありがたい仕様になっている。 ほかにも,現在のアカウントから一人のキャラを切り離して別アカウントにする,スプリットサービスなども受けられるようになるようだ。
「Classic」サーバー(ToAなし) 「PvP」サーバー(対人戦用。同レルムでも戦闘可) 「Coop」サーバー(協力プレイ用) 「Role Play」サーバー(ロールプレイ用) 「Test」サーバー(最新版の検証用)
12月には新拡張パック「Labyrinth of the Minotaur」が導入されるので,Akatsukiサーバーの住民にとって2006年12月は,「Darkness Rising」に「Labyrinth of the Minotaur」にと,忙しくなりそうだ。
実のところ,この緊急発表には筆者も動揺を隠せない。これまで公私ともにDAoC日本語版に関わってきた身としては,少々残念な気持ちである。しかしその半面,英語サーバーになることで敵(ほかのレルムのプレイヤー)は格段に増え,よりダイナミックなRvRが楽しめる期待感もある。 とにかく,日本におけるDAoCというタイトルは,一つの節目を迎えることとなった。今後も,本作の動向を見守っていきたいと思う。(Murayama)
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ダーク・エイジ・オブ・キャメロット |
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■価格:30日1500円,90日4200円(すべて非課税)など |
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