MCJは,同社が「フラグシップモデル」と位置づけるノートPC「m-Book GX」シリーズ2モデル「m-Book GX7200MS」「m-Book GX 7200MD」を発表した。メインメモリとHDDのBTOに対応し,2006年9月28日20時から直販サイトで,29日11時からは直営店「マウスコンピューターダイレクトショップ」で受注開始予定となっている。
m-Book GXシリーズは,標準構成でCore 2 Duo T7200/2GHz(L2キャッシュ4MB)にGeForce Go 7900 GTX(グラフィックスメモリ512MB)を搭載。さらに解像度1920×1200ドットの17インチワイド液晶ディスプレイを装備し,メインメモリ1GB(512MB×2)&HDD容量80GBの下位モデルとなるm-Book GX7200MSなら23万2470円(税込)というコストパフォーマンスの高さが特徴である。 フラグシップモデルながら,プロセッサナンバーT7200より上位のCore 2 DuoをBTOオプションとして選択できない点や,メインメモリがPC2-4200 DDR SDRAMに留まっている点などは少々気になる。また,液晶ディスプレイがいわゆる光沢パネルなので,ゲーム中に室内灯の映り込みが気になる可能性が高い点もマイナスポイントとして指摘できよう。とはいえ,ノートPCをメインマシンとして使いつつ,最新の3Dゲームもストレスなくプレイしたいのなら,検討に値する存在だ。
なお,メモリ容量が2GB(1GB×2)にHDD容量100GBで,IEEE 802.11b/g対応無線LAN機能を内蔵する上位モデル,m-Book GX7200MDの価格は25万2000円(税込)。このほか主なスペックは以下のとおりとなる。(佐々山薫郁)
●標準構成の主なスペック(※リリースより)
|