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「大航海時代 Online」Chapter2「Angkor」の最新情報第2弾が公開に
2006/11/29 18:10
スラバヤ
 コーエーは,MMORPG「大航海時代 Online 〜La Frontera〜(ラ・フロンテーラ)」で,12月6日(水)の実装が間近に迫っているChapter2「Angkor(アンコール)」の,最新情報第2弾を公開した。東南アジアの新港として,前回登場した「ジャカルタ」関連記事)とは違った港が紹介されている。また,先日のインタビューでも語られていた,新たな「ジョイントビルド」「公認商会」などを含む,新しい要素が公開されているので,ぜひ確認しよう。

■新海域・東南アジア(その2)

 今回東南アジアの港として紹介されているのは,新港「マラッカ」「スラバヤ」だ。マラッカは,マレー半島南岸にある港街。インド洋から太平洋(東南アジア)への入り口となる,マレー半島とスマトラ島に挟まれたマラッカ海峡が有名だ。主な東南アジアへの航路になると思うが,決して広くはないこの海峡では,海賊に注意したいところだろう。
 スラバヤは,ジャワ島北東岸にある街。新海域の中心にあるとのことで,東南アジアを冒険する拠点になりそうだ。

・マラッカ(リリースより)
マラッカが位置するマレー半島南岸の海域は、比較的波風の少ない場所で、“季節風(モンスーン) ”の東西の風向きが変わる“風待ち”の場所として、帆船の計画的運行を行なう上での地理的好条件に恵まれています。そのために、東西交易の重要な拠点として栄えることになりました。今回拡張される海域の玄関口に位置しているため、東南アジアに踏み入る航海者たちが、最初に立ち寄る街になるかもしれません。

マラッカ


・スラバヤ(リリースより)
ジャワ島北東岸に位置する街。ジャワ島東部を根拠地とする“マジャパヒト王国”の支配下にあった際に、王国の施策により、中国やインドの商人たちが集まる交易港として繁栄し、ヒンドゥー文化の黄金期を築いていました。今回拡張される海域のちょうど中心付近に位置しているため、新海域を冒険する旅の拠点になるでしょう。

■公認商会への昇格

 商会を,さまざまな特典が特典が用意されている「公認商会」へアップグレードできるというものだ。先のインタビューでも触れていたが,おさらいをすると,商館を持っている商会は,公認商会へとアップグレードでき,特定アイテムの支給や,商会ショップへの出展委託料,金庫手数料,定期船費用のキャッシュバックなどの特典が得られるというシステム。しかし,商館の維持や商会のランクアップのためには,商会管理局が指定する仕事を毎月達成する必要があり,何度も達成できないと商館が没収されてしまう。
 なお,Chapter2の段階では,公認商会への挑戦をする/しないは選択が可能だが,Chapter3では,“商館を持つことで,公認商会になる”予定とのこと。



■勅命クエストのシステムが変更

 インドの都市「カリカット」に,各国の“執政官”が配置され,彼らを通じて勅命クエストの請負と報告ができるようになる。目標到達度は,各国家の勢力値の比率に応じた値が設定されているというのは,前回のインタビューでも確認できた。さらに,目標達成度に達した国家の航海者は,勅命クエストを1回達成するだけで,所属国の大臣から入港許可が下りるように。このシステム変更で,国によっては遠距離航海を幾度も繰り返すというような苦労は,解消されるのではないだろうか。
 また,目標達成度を超えている国家は,該当海域の街の投資による影響度の変動値が大きくなるとのこと。自国開拓地を大きく発展させるため,各国家の航海者は力を合わせよう。なお,これらの勅命クエストの変更は,Chapter1(中南米東岸)にも適用される。



■ジョイントビルドに多数の新型船が登場

 いくつもの生産スキルによって作成できる「ジョイントビルド」に,港によって異なるタイプの強化方法が選べるという“造船ルート”が追加され,強化やオプションを選択できるようになるほか,新レシピも追加され新型船が登場する。また,新材質を使った造船レシピが各国の本拠地で開発され,国家独自のカラーリングの船体が生産できるようになる。なお,既存船の強化レシピや,新たな素材,船部品が追加されるので,お気に入りの船種を強化できるのかなど,チェックしたいところだ。

・スパニッシュガレオン(リリースより)
非常に強力な戦闘力と堅牢さを兼ね備えた大型帆船。敵船への乗り込み攻撃を有利にするためにそびえ立った船首と船尾が特徴で、イスパニア無敵艦隊の主力となりました。



・ポーラッカジーベック(リリースより)
現在のヨットに近い優雅な船形曲線を持つアルジェリアの海賊船ジーベックの変形。メインマストが特徴的で、何本もの木材を繋ぎ合わせたものではなく、1本の木材から作られています。



■スキルを共有して,生産の協力が可能に

 生産に二つのスキルが必要なレシピなど,これまで生産スキルは足りているが,会計スキルなどが条件を満たせず作れなかったということがあったと思う(筆者の実体験だ)。しかし,このアップデートによって,その(条件ランク以上の)必要スキルを習得している艦隊メンバーが近くにいれば,生産が可能になる。今後さらに,複数のスキルが必要なレシピが増えていくのだろうか。



■装備品や生産レシピの充実

 新たな生産レシピが追加される。東南アジアのエスニック情緒あふれた料理や衣装,装備が生産可能になる。また,錬金術にも新アイテムや装備品が登場するとのことなので期待しよう。

・バティック(リリースより)
「バティック」とは、ジャワ語で「ろう画」を意味します。その名の通り、ろうけつ染めで染められた布で作られたインドネシアの民族衣装です。 「ジャワ更紗」とも呼ばれ、非常に色彩豊かな柄を持っています。

・ワストラ(リリースより)
「ワストラ」とは、サンスクリット語で「布」のことです。儀礼の際に着用する衣装で、前掛け部分の刺
繍には東南アジア独特の意匠が凝らしてあります。上面が生花で飾られた帽子と相まって儀礼の神聖な雰囲気を演出しています。


・ダヤク戦士のテラ(リリースより)
「ダヤク」とは、カリマンタン島(ボルネオ島)に住む先住民族のこと。この衣装はダヤクの戦士が着用するもので、帽子と腰巻が独特の模様で染められています。また、その模様に合わせるかのように身体に施された刺青は戦士としての勇敢さを強調しています。

・タハーンイン(リリースより)
タイ語で「タハーン」は兵士、 「イン」は女性という意味。 その名の通り、 女性の戦士が着用する衣装で、胸元と腕部、腰部には、美しい金細工の装飾があしらわれており、背中には矢筒を装着しています。

上段左:バティック  右:ワストラ
下段左:ダヤク戦士のテラ 右:タハーンイン


 なお,Chapter2「Angkor」の情報は,公式サイトの「長期計画」 ページでも公開されているのでぜひ確認しよう。(Nobu)


大航海時代 Online
■開発元:コーエー
■発売元:コーエー
■発売日:2005/03/16
■価格:1575円/30日間(税込),別途アップグレードチケット(税込2940円)が必要
→公式サイトは「こちら」
大航海時代 Online 〜La Frontera〜
■開発元:コーエー
■発売元:コーエー
■発売日:2006/08/30
■価格:パッケージ版:6090円(税込)
→公式サイトは「こちら」

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http://www.4gamer.net/news/history/2006.11/20061129181058detail.html