この夏発売予定のFPS,「Crysis」のプロモーションムービーを4Gamerに掲載した。内容は,昨日(1月31日)「こちら」で紹介したムービーと同一だが,当サイトでも独自に入手したことと,内容が内容なので,ここにあらためて掲載することにした次第。 ムービーには,降下する特殊部隊に続いて敵兵相手の戦闘シーン,エイリアンとの戦いなど,短いシーンがフラッシュするように収められている。銃撃の迫力や爆発シーンの息をのむエフェクトなどもさることながら,物理エンジンによるリアリティが迫力満点。パンチで吹き飛んだ敵兵が小屋の屋根を突き破って落下したり,崖崩れで道路に石が転がり落ちる様子などが見事だ。まだ見ていない人は,ぜひ確認していただきたい。 ちなみに,ムービーはDirectX 10によるプレイシーンを収めたものとなっているが,具体的な“DirectX 10っぽさ”については正直なところよく分からない。ジャングルの下草はプロシージャルに生成されたものだろう,たぶん,といった程度だ。Microsoftは「CrysisはぜひWindows Vistaで」と主張しているが,なるべく多く販売したいEA/Crytekは「DirectX 9.0でも十分に美しい」とコメントしており,このへんは若干の温度差がある。 まあ,それもこれも,実際に発売されればはっきりするわけで,8月と噂されるリリースをぜひ指折り数えて待っていよう。(松本隆一)
■ムービーのダウンロードは「こちら」(50.7MB:1分26秒,WMV)
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