G-Tune,15万円からのCentrino Duo+GF8600M GS搭載ノートPC
マウスコンピューターは,「Intel Centrino Duo Processor Technology」を採用したノートPC「NEXTGEAR-NOTE M3」シリーズ6モデルを発表した。同社のゲーマー向けPCブランド「G-Tune」に属する新モデルは,2007年5月28日8:00PMより同社の直販サイトで,29日11:00AMからは電話通販窓口および直営店で受注が始まる予定だ。
液晶パネルが光沢タイプであることと,キーボードで[Enter]キーの右側にいくつかキーが置かれているのは,好き嫌いが分かれそうだ
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NEXTGEAR-NOTE M3では下位から上位モデルまで共通して,「GeForce 8600M GS」(グラフィックスメモリ256MB)を搭載。また,液晶ディスプレイが解像度1280×800ドットの15.4インチワイドパネルを採用している。 6モデルは大きく分けると「NEXTGEAR-NOTE M3500/M3600/M3800WX」の三つに分類可能で,それぞれOSとして「Windows XP Home Edition」と「Windows Vista Home Premium」(最上位の“M3800WX”のみ「Windows Vista Ultimate」)のいずれかを選択できる。Windows Vista搭載モデルのみ,同OS専用となるReadyBoost/ReadyDrive対応のフラッシュメモリ「Intel Turbo Memory」(容量1GB)も搭載する仕様だ。
最下位モデル「NEXTGEAR-NOTE M3500WD1-XP」を見てみると,標準構成では「Core 2 Duo T7300/2GHz」(L2キャッシュ容量4MB)を搭載し,メインメモリ容量512MB×2(PC2-5300),HDD容量80GBで,IEEE 802.11nドラフト対応の無線LANコントローラ「Intel Wireless WiFi Link 4965AGN」を内蔵して14万9940円(税込)と,Windows XP搭載機としてまずまずのコストパフォーマンスである。Intel Turbo Memory以外のハードウェア構成が同じWindows Vista搭載モデル「NEXTGEAR-NOTE M3500WD1」(標準構成価格15万4980円(税込))だと,メインメモリ容量が1GBに留まっているため,メモリ周りをBTOで変更するか,上位モデルを選択するかを迫られそうだが……。
いずれにせよ,最上位モデル「NEXTGEAR-NOTE M3800WX1」であってもGPUのスペックが上がるわけではないため,デスクトップのハイエンドクラスとは比べるべくもない。しかし,PCの“日常使い”を重視しつつ,相応のグラフィックス設定で3Dゲームを不満なく遊べるノートPCを手に入れたいなら,悪くない選択肢の一つとなるだろう。(佐々山薫郁)
●NEXTGEAR-NOTE M3シリーズの主なスペック(※リリースより)
※1 Windows XPモデルには付属しません
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