カプコン,独自ゲームエンジンMT Frameworkの開発者を募集
カプコンは公式サイトで,同社オリジナルのゲームエンジンMT Frameworkの次世代版となる,「MT Framework Next Generation」の開発者を募集している。 MT Frameworkとは,CEDEC 2006では「ユニバーサルエンジン」として公開されたカプコン独自のゲームエンジンで,Xbox 360,PlayStation 3,そしてPCのマルチプラッチフォームに対応したゲーム開発システムだ。すでにカプコンのゲーム開発で使用されており「デッドライジング」「ロスト プラネット」「デビル メイ クライ 4」「バイオハザード 5」などが,このエンジンで制作されているという。 ゲームエンジンとしてはまったくの後発だが,PC版のロスト プラネットがDirectX 9とDirectX 10に両対応していたり,マルチスレッドに対応していたりと,最近のゲーム開発動向にマッチした内容となっている。2.5Dモーションブラーをはじめとした独自技術も注目すべき点で,軽量かつ多彩な表現力は,世界レベルのものといっていいだろう。 今後は,対応プラットフォームの拡大やAIや物理演算などを拡充していきたいということで,次世代版MT Framework Next Generationの開発が予定されているという。その開発要員として,今回はとくに, シェーダ CGプログラム 物理シミュレーション AIシステム のエキスパートが求められている。これ以外の分野でも売り込めば買ってくれるかもしれないので,知識と意欲のある人は,世界一のゲームエンジンを目指してみるのもよいだろう。カプコンからは,これを利用した最先端のゲームが,PCでも発売されることを期待したい。(aueki)
■カプコンゲームエンジンプログラマ募集ページ URL:http://programmer-wanted.capcom.co.jp/
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