GIGABYTE UNITED,アジアNo.1を決めるオーバークロック大会を開催。4Gamerが国内予選参加受け付け窓口を担当
GIGABYTE UNITEDの日本法人である日本ギガバイトユナイテッドは,ユーザー参加型のオーバークロックイベント「GIGABYTE Intel P35 アジア地区オーバークロッキング大会」の開催を発表した。大会キャッチコピーは「Cool GIGABYTEでアジア一番の栄冠は君の手に!」となっており,GIGABYTEブランドの「Intel P35 Express」チップセット搭載マザーボードをベースとしたシステムを利用して,“アジアNo.1オーバークロッカー”を決定する大会となる。
GIGABYTE Intel P35 アジア地区オーバークロッキング大会のイメージ画像。現在は中国語版のみだが,近々日本語版も用意される予定だ
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国内1位の副賞となるGeForce 8800 Ultra搭載グラフィックスカード「GV-NX88U768H-B」
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決勝戦は2007年9月10〜14日に,中国の北京で開催予定。日本のほか,オーストラリア,韓国,シンガポール,タイ,台湾,香港から各1名,中国のみ2名の計9名がアジア――というより,APAC(アジア太平洋地区)という表現のほうが近いか――No.1を目指すというわけだ。 国内1位の人は,中国での決勝戦に全渡航費用無料で招待されるほか,副賞としてGIGABYTEブランドの「GeForce 8800 Ultra」搭載グラフィックスカードがプレゼントされるなど,かなり豪華な大会になっている。
さて4Gamerでは今回,日本ギガバイトユナイテッドと協力し,同イベントの日本国内予選公式受け付け窓口を設けることになった。そこで本稿では,(1)大会スケジュール (2)ルール (3)国内予選参加の流れ について,順に説明したいと思う。
(1)大会スケジュール
大会は6ステップに分けられており,2007年7月20日〜8月7日が参加受け付け期間とされている。まず参加したい人は,本稿の最後に設けてあるリンクから参加フォームへ進み,必要事項を入力してほしい。そのほか,第6ステップ(6th Step)となる決勝までの流れは以下のとおりだ。- 1st Step:7月20日〜8月7日 参加受け付け期間
- 2nd Step:7月27日〜8月7日 国内予選期間
- 3rd Step:8月10日〜8月13日 国内予選通過者発表
- 4th Step:8月24日 日本ギガバイトユナイテッド(@東京)で国内決勝大会
- 5th Step:9月1日 国内決勝大会結果発表
- 6th Step:9月14日〜9月17日 アジア地区決勝大会(@北京)
(2)ルール
参加条件を満たしたマザーボードの1枚「GA-P35-DQ6」
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最低限守る必要があるのは,GIGABYTEブランドのIntel P35 Expressチップセット搭載マザーボードと,Core 2ファミリーのCPUを利用すること。「円周率計算ソフト『スーパーπ』104万桁の計算を行っても問題なく動作する状態」における,オーバークロックでのクロック向上率(=定格クロックから何%アップしたか?)がスコアとなる。104万桁計算の所要時間ではない。 104万桁計算“完走”の証明にはPCのシステム情報を表示するツール「CPU-Z」(※バージョンは不問)を利用する。具体的なスクリーンショット撮影方法などは「(3)国内予選参加の流れ」を参照のこと。 またこのほか,以下のような細則が設けられているので,参加に当たっては事前によく確認してほしい。(※2007年7月30日追記:参加者からの質問に対してGIGABYTE UNITEDが回答しました。その内容を[7/30]以下に追記してあります)- マザーボードとCPU以外のハードウェアやOSは,(CPU-Zが動作するなら)大会を通じて何を用いても構わない。冷却方法の制限もいっさいないが,第4/6ステップへ参加するに当たって常識的な手段で運搬可能である必要がある。また,システムはPCケースに入った状態でなければならない [7/30]水冷ラジエータなどがケースの外側に固定されていてもOK。また,PCケースは自作でも構わない。「常識的な手段で持ち運びができるなら」段ボールのケースにガス冷ユニットを取り付けても構わない。なお,オーバークロック挑戦時は側板を取り外してもいい
- 参加資格さえクリアしていれば,国内予選と国内決勝,北京での決勝大会で,システムの構成を変更しても構わない [7/30]北京大会の規定は,2007年8月1日以降,GIGABYTE UNITEDによって発表される。参加登録時に申請したシステムと,実際に予選へ参加するPCの校正が変わっても問題はない
- 参加登録は1人1回まで
- 国内予選通過者は3名。日本ギガバイトユナイテッドのスタッフによって選出され,通過者には同社から,最終的な国内決勝大会の日程も含め,電話で直接連絡が行われる
- 国内決勝参加に当たっての交通費はGIGABYTE UNITEDが負担する。国内1位となり,北京での決勝大会へ参加する人に対しては,渡航/交通費のほか,現地滞在費などいっさいを同社が負担
- 国内/中国決勝の会場では,上に示したデバイスのほか,ディスプレイとキーボード,マウスが貸与される
- 国内決勝の優勝者には副賞としてGeForce 8800 Ultra搭載グラフィックスカード,準優勝者には賞品としてGeForce 8600 GTS搭載グラフィックスカードが贈呈される
- 北京での決勝大会優勝者には,5000米ドルとGIGABYTEブランドのIntel P35 Expressマザーボード「GA-P35T-DQ6」を贈呈。2位(2名)には1000米ドルとG.skill製のDDR3メモリモジュール1GB×2,3位(3名)には500米ドルとCPUクーラーが贈られる
(3)国内予選参加方法
まずは第1ステップの期間中に,参加フォームで必要事項を入力。すると,「guj@4gamer.net」というメールアドレスから,参加者一人一人に「4G(数字)」というIDが送られるので,メールアドレスとIDを控えておいてほしい。これはなぜかというと,オーバークロック結果のスクリーンショットを,別途このメールアドレスに送付してもらう必要があるからだ。 撮影する必要があるのは,以下の3カットである。- 定格動作しているときの,CPU-Z「CPU」「Mainboard」「Memory」「SPD」タブ
- オーバークロック動作させて,スーパーπ104万桁が完走した直後のCPU-Z「CPU」「Mainboard」「Memory」「SPD」タブと,スーパーπのウインドウが同時に映っているもの
- GIGABYTEブランドのIntel P35 ExpressマザーボードがPCケースのなかで動作していることが分かる写真
CPU-Zを四つ同時に起動してスクリーンショットを撮った例。Intel P35 Expressマザーボードでないのは時間の都合ゆえ,ご容赦を
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スコアは1と2から計算されることになるが,両画像については,「CPU-Zを四つ同時に起動し,[Print Screen]キーを押して1枚の画像にする」でも,「CPU-Zの画像を4カット撮って,それを1枚の画像に加工する」でも,好きな方法で構わない。2では,1の状態に加えてスーパーπの結果を示したウインドウも入っていれば問題ないということになる。最終的にオフラインで決勝を行うため,不正の意味がないこともあって,このあたりはかなり自由だ。
また3については難しく思うかもしれないが,審査するのは日本ギガバイトユナイテッドのスタッフなので,見ればIntel P35 Expressマザーボードかどうかは一発で分かる。「シルク印刷が写っていなければならない」などといった厳しい条件はなく,形状が分かるようになっていれば問題ないので,最悪,携帯電話のカメラ機能で撮影したものでも大丈夫。気楽に考えてほしい。
これがスーパーπの結果も入れたカット。1280×1024ドットクラスの解像度を持つディスプレイなら,一発で撮れるだろう。画面はWindows XPのLunaで用意しているが,クラシック表示だって構わないし,Windows Vistaでももちろん問題はない
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PC内部を撮影した例(として日本ギガバイトユナイテッドから提供を受けた写真)。GIGABYTEブランドのマザーボードであることが確認できればいい
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ただし,ファイルのフォーマットと名前については,4Gamerからルールを決めさせてもらった。ファイルはいずれもJPEG形式で,1ファイル当たり500KB以下とする(ファイルの解像度は自由)。また,ファイル名は「(参加者のID)-(番号)」とする。上で示した1,2,3を,IDの後ろに半角ハイフン(-)でつないで記載する格好だ。例えば,IDが「4G0000」の場合は,定格動作の画像を「4G0000-1.jpg」,オーバークロックしてスーパーπを実行した画像を「4G0000-2.jpg」,PCケース内の写真を「4G0000-3.jpg」としてほしい。 この3枚の画像をメールソフトに添付して,上で示したguj@4gamer.netに返信すればOK。(これは参加条件にはしないが)できれば,メールの件名にはIDを入力しておいてほしい。一方,本文は何も書かなくて大丈夫だ。
というわけで,応募フォームには下のボタンからジャンプできる。最近,GIGABYTEブランドのマザーボードをベースにゲーム用PCを作った人や,これから1台PCを組み立てる予定の人,あるいはオーバークロックマニアの人は,ぜひ参加してみてほしい。(佐々山薫郁)
(受け付けは締め切りました。多数のご参加ありがとうございました)
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