[GC 2007#048]オリジナルを超えるときは来るのか? Alone in the Darkシリーズ最新作は着実に進化中
2007/08/25 13:38
1992年に発売された「Alone in the Dark」は,クトゥルー神話をモチーフにした怪物と戦い,館の脱出を目指すアクションアドベンチャーゲーム。当時としては非常に珍しい,フルポリゴンのキャラクターが特徴で,謎解きや戦闘にプレイヤーが色々と工夫しながらゲームを進めていくという思考要素と,ゲーム全体を覆う恐怖感が受け,世界的にヒットを記録。「バイオハザード」に代表されるサバイバルホラーというジャンルの先駆けとなったゲームだ。だが,その後発売された続編は,回を重ねるごとに初代のファンが離れていき,売り上げも尻すぼみ。シリーズとしての発展は終了したかに思われていた。 だが,2006年に突如として復活。その年のGames Conventionでは「Alone in the Dark 2007」というタイトル名で出展され,いよいよ発売かと思われたが,いつのまにかタイトル名から「2007」の文字が消えていた。さらに,Games Convention 2007のATARIブースに本作は,影も形もなし。このまま,なにもなかったことになってしまうのではないかと非常に不安にさせられた。いても経ってもいられなくなり,ATARIの商談用ブースにいってみると,そこのクローズドエリアで,プロデューサーであるEden GamesのNour Polloni氏と,リードゲームデザイナーであるHerve Sliwa氏によるプレゼンテーションが行われていた次第だ。
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